スイス・チューリヒを歩こう!在住者おすすめの魅力的な場所4選

公開日 : 2021年05月19日
最終更新 :
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スイス・チューリヒは、観光をスタートするのにも最適な町。チューリヒ空港からのアクセスもよく直通電車に乗車すれば、約10分でチューリヒ中央駅に到着です。市内観光ぶらり旅も楽しいですが、魅力的な町のポイントをおさえておけば、効率よく観光名所を回れます。今回はチューリヒ市内の魅力的な場所4選を紹介するので参考にしてみてください。

現在、新型コロナウイルスが猛威をふるっておりますが、

今回は、事態が収束したら訪れてほしいチューリヒの

魅力的な場所4選を紹介します。

■チューリヒ中央駅から少し離れた場所にあるのが、5つ星高級ホテル「ザ・ドルダー・グランド(The Dolder Grand)」。

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ホテルまでは、トラムとドルダーバーン(Dolder Bahn)を利用して行きます。

赤い色が目印のドルダーバーンは、都会では珍しいラック式の登山電車。こんな場所にあるの?と驚くかもしれませんが、ホテルが見晴らしのいい高台にあるため、急勾配を走る電車が市内からホテルまで運行しています。

乗車時間は約6分、都会のど真ん中にいながら山頂にでも行くような気分が楽しめます。

ホテルの敷地は広大。9ホールのゴルフ場や総面積4000平方メートルスペースに、スイミングプールやスパ、トリートメントルームなどがあります。

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自然豊かなホテルの敷地内では静寂な空気が漂い、まるでチューリヒ市内ではなくどこかの山奥のお城にでもいるような気分が味わえます。

おすすめは、ホテル内にあるレストラン「Saltz」。

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レストランは、14ゴ・エ・ミヨポイントを獲得しており、食事がおいしいのはもちろんテラス席からはすばらしい景色が望めますよ。

私も普段は敷居が高いからと、なかなか行く勇気が持てませんでしたが、友人と訪れてみるとその高級感漂うホテルと開放感のあるテラス席に魅了されてしまいました。

空が近く感じるテラス席で、食事やお茶の時間を楽しめば、ひと味違ったチューリヒでの過ごし方になること間違いなしです。

チューリヒの市内観光を楽しんだら、ザ・ドルダー・グランドで優雅な時間を過ごしてみましょう。

■The Dolder Hotel

・住所: Lurhausstrasse 65, 8032 Zürich

■ヒナガルテン(Chinagarten)

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スイス人は散歩が大好き。休日の晴れた日ともなれば多くの人が散歩を楽しみにチューリヒ湖畔沿いに集まります。

チューリヒ市内からの散歩コースとして人気の場所は、湖畔沿いに位置する中国庭園のヒナガルテン(Chinagarten)。

1994年にオープンしたヒナガルテンは、中国の姉妹都市でもある昆明市(Kunming)からの贈り物。

飲料水供給や都市排水の拡大に、科学的支援したことへの感謝の証として贈呈されました。

美しい湖畔沿いに建つ庭園は、外観が赤や黄色でとてもカラフル。紅葉の季節になるとすてきな風景が見られますよ。

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夏期は庭園前に広がる芝生で寝転がったり、ピクニックを楽しんだりと、のんびりとした時間が流れています。

快晴の日は、歩いて散策するのがスイス流。チューリヒ駅からメインのバーンホフ通りを歩き、そのままチューリヒ湖畔沿いのプロメナードを進み、ヒナガルテンまで歩くコースがおすすめです。

市街地から少し足を延ばして、訪れてみてはいかがでしょうか。

■ヒナガルテン(Chinagarten)

・住所: Bellerivestrasse 144, 8008 Zürich

■リマット・リバー・クルーズ

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ヒナガルテンまで歩くと、少し長い距離のため「歩き疲れた」と感じる方もいるかと思います。そんなときには、チューリヒ湖を走り抜ける、リマットボートが便利ですよ。

ローカルの足にもなっているリマットボートは、4月から10月まで運行しています。

乗車方法は、チューリヒ湖畔に停留所がありますので運行時間を確認し、ボートが来るのを待ちます。

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乗車料金、4.4フランを支払いお好きな席にお座りください。スイスパスや一日乗車券をお持ちの方は、無料で利用できるので乗船の際に提示してください。

風を斬りながら走るリマットボートは、とても快適で楽しいですよ。

ボート内からは、観光名所でもある大聖堂が見えたり、市内を歩いているときとは異なる景色が広がるので写真撮影にも最適。カメラを片手に楽しみましょう。

■リマット・リバー・クルーズ

・営業時間: 4月〜10月

・URL: https://www.zsg.ch/

■リンデンホフの丘

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リンデンホフの丘(Lindenhof)は、市民の憩いの場でもあります。公園内には菩提樹が植えられており、夏の日差しが眩しいときも、菩提樹の木陰では涼しくて気落ちがいいです。

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日中は公園内に設置された公共のチェスで遊ぶ大人たちやベンチで昼食を楽しむ人、日光浴を楽しむ人、観光客と多くの方が訪れます。

ここに人が集まる理由は、木々が木陰を作ってくれるので居心地がいいことはもちろん、広場が高台(20m)にあるためチューリヒ市内を一望できるから。

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高台からはふたつの塔が目印のグロスミュンスター大聖堂やリマト川、町並み、市内を走るトラムを眺めたり、壮大なパノラマ景色が望めます。

天気のいい日には、とても気持ちがよく写真撮影にも適した場所なので、旅の思い出の写真撮影してみましょう。

■リンデンホフの丘

・住所: Lindenhof, 8001 Zürich

いかがでしたか。今回は、在住者おすすめする魅力的な場所4選を紹介しました。チューリヒへお越しの際は、こちらのリストを活用してみてください。

筆者

スイス特派員

スイス暮らしのアルパカ

ヨーロッパ観光やスイスの子育て事情を配信中しています。

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