史上最長!43分34秒
チューリッヒで毎年4月に行われる伝統行事「ゼクセロイテン」が今年も華やかに行われました。
これは、雪に囲まれた寒い冬が終わり春が来たことをお祝いする行事。
ゼクセロイテンはこちらの言葉で「午後6時の鐘」を意味します。
その昔、冬の間は日が暮れると職人さんたちは仕事を終えていました。
そして春になって日が長くなると6時になる教会の鐘を合図に仕事を終えていたのです。
そこで春の訪れをお祝いするこちらの行事にも「ゼクセロイテン」という名がつけれました。
今年は生憎のお天気でしたが、多くの人で賑わっていました。
パレードの様子
この伝統行事の目玉は、何と言っても巨大な雪だるま「Böög」を燃やすこと!
爆竹が仕掛けれた雪だるまが燃えて爆発するまでに何分かかるかで、その年の夏の気候を占います。
爆発までにかかる時間が短ければ短いほど良い夏になると言われていますが...
今年はナント!43分34秒と言う、この行事が始まって以来の最長記録となってしまいました。
出典:nzz
この行事が行われた4月18日が大雨だった影響もあって、例年に比べかなりの時間がかかってしまいました。
これまで長年雪だるま作りを担当されていた方が昨年で引退され、
今年から担当者が変わってしまったことも原因のひとつだったのでは・・・と言われています。
来年の「ゼクセロイテン」開催は2017年4月21日から4日間。
チューリヒにご旅行でいらっしゃる際は、是非立ち寄ってみてくださいね。
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