【スイス伝統音楽祭に行ってきました】Volksmusikfestival Altdorf
先日、ウーリ州にて行われた伝統音楽祭へ行ってきました。
ウーリ州は日本でも弓の名手として知られるウィリアムテルの故郷です。
2年に1度開催される伝統音楽祭。
2010年は生憎の天気でしたが、今年は天候に恵まれ多くの人々で賑わっていました。
アルプホルンやヨーデルと言ったスイスならではの音楽のみならず、
ヨーロッパ各国から集まった音楽家達がそれぞれの伝統衣装を身にまとい演奏する3日間。
祭りの期間中は、音楽が鳴り止む事はありません。
ウーリ州のシンボル「ウィリアムテル像」。
息子の頭上に乗せたリンゴを射抜いたという伝説を持つウィリアムテル。
14世紀初頭にウーリ州に住んでいたとされますが、彼の名が記された史料が見つかっていないため実在性は証明されていないそうです。「テルは実在した人物だった!」と信じて止まないスイス人が多くいるんだとか...。
音楽祭開催中は、街の至る所で演奏会を見る事が出来ます。
アルプホルンの演奏とスイス伝統の旗振り「Fahnenschwingen」。
ヨーロッパの移動型民族「イェニシェ」の音楽家。
ヨーロッパ東南部に位置するバルカン半島の音楽。
珍しい楽器を使った演奏が印象的でした。
美しいヨーデルの歌声に込み上げてくるものがありました。
音楽祭のピンバッジを売る少女達。
恥ずかしそうに「ピンバッジいりませんかぁ...」と小声で話しかけてきてくれました。
夜は老若男女みんな仲良くステージの上でダンス!
宴は朝4時頃まで続きました。
スイス国内ドイツ語圏の山岳地方でよく食べられる「Älplermagronen」。
玉ねぎとチーズのマカロニに、甘く味付けされたすり下ろしリンゴを添えていただくのが一般的です。
ビールが進む美味しさ!
ウーリ州の伝統音楽祭、次回の開催は2014年です。
Volksmusikfestival Altdorf
最寄り駅:Altdorf Uri, Bahnhof (チューリヒ中央駅から乗り換えなしで1時間強)
ウィリアムテル像周辺で音楽祭が開催されます。最寄り駅のAltdorfからは徒歩15分程です。
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