日本人監督作品が、最優秀賞に...!
先月盛大に開催された、第8回スイス国際アニメ祭「Fantoche」。
今年のテーマはメルヒェンで、長編・短編アニメ合計312作品がバーデン市内の上映されました。
国際コンペティション部門では36作品がエントリーされ、世界各地から才能溢れる監督達の作品がスイスに集結!
バーデン市中がアニメ祭を盛り上げ、賑やかな6日間となりました。
国際コンペティション部門の審査員としてスイス、イギリス、フランス、チェコ、
そして日本からはアニメーション作家の野村辰寿監督が招かれました。
5名の審査員の方々によって、数ある作品の中から2010年の国際コンペティション部門
最優秀作品に選ばれたのは......、
独自のユーモアと世界観で観客をグッと惹き付ける、和田淳監督の短編アニメ「わからないブタ」でした!
「新しい才能賞」は、奥田昌輝氏の作品「くちゃお」が受賞し、日本アニメ界にとって素晴らしい快挙の年となりました!
国際コンペティション部門の他にも、招待作品として中田秀人監督の「電信柱エレミの恋」が上映されました。
チケットは早々に売り切れになり、キャンセル待ちが出るほどの大盛況。
上映後には大きな拍手が鳴り止まず、会場は暖かい雰囲気に包まれました。
胸が熱くなり涙する人もちらほら―。今年上映された作品の中で、特に人気のあった作品でした。
今年は6日間で3万3000人が入場し、過去最高を記録したスイス国際アニメ祭「FANTOCHE」。
来年はどんな作品と出会えるのか、今からワクワクしています。
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