【注意喚起】日本人観光客の被害も多発しています!

公開日 : 2016年07月31日
最終更新 :

早いものでもう7月も末。

だんだんと夏休みシーズンが近づき、クロアチアへお越しになる日本人観光客の方も増えて来たようです。

治安の良いクロアチアですが、残念なことに観光客の増加に伴いスリや盗難被害が増えてきています。最近は日本人観光客の被害も急増しているようですので、みなさまもくれぐれもご注意ください。

このブログでも毎年のように再三お伝えしてきましたが、「自分は大丈夫だ」と過信せずに、スリ被害に遭わないように、くれぐれもご注意ください。

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【スリ被害に遭わないために】

・できるだけ体の後ろ側には荷物をもってこない

・リュックサックなど荷物を背負う場合は、貴重品を絶対に入れない

・死角となるところに貴重品は入れない

・チャックを開けてすぐに取り出せるところに貴重品を入れない(貴重品は内ポケットに)

・貴重品が入っている部分のチャックが簡単に開かないように、ひもなどでしっかりとくくりつけるなどの工夫をする

・貴重品はまとめて一箇所に入れず、できるだけ分散してリスクを減らす

リュックサックやポシェットなどは「身の側にあるから・・・」と安心しがちですが、目の届かない死角はスリの標的になるので要注意!リュックサックなど 背負っている荷物、ズボンのうしろポケットに入れた財布、肩から斜めにかけているのカバンなどは目が行き届きにくいので特に狙われやすいです。

特にリュックサックの外ポケットには財布、パスポートなどの貴重品は絶対に入れないようにしてください。チャックを閉めて中にいれていても「気づかないうちにチャックが開けられ、中身がごっそりと抜き取られていた・・・。」なんてこともよくあるので、貴重品は必ずカバンの内ポケットに入れ、さらに必ず体の前面に持ってくるなど、念には念を入れて用心するよう心がけてくださいね。

特に写真撮影や買い物に夢中になっている時が、スリに狙われやすいタイミング。とは言っても、常にキョロキョロと周囲を警戒しながら楽しむ訳にもいきませんよね。観光中はいつも貴重品が入ったカバンを体の前に持ってきて、カバンの上にしっかりと手を置いて歩くクセをつけるようにすると安心ですよ。

またクロアチアこに限らず、お隣のボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタル、モンテネグロのコトルなどでもスリが多発しています。

繰り返しますが決して「自分は大丈夫!」と思わずに「ひょっとしたらスリに狙われているかも・・・」と、少し気にし過ぎるくらい気を付けてちょうどいいのかもしれません。

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【スリ被害に遭ってしまったら】

万が一スリ被害に遭ったり事件に巻き込まれてしまったら、速やかに警察に通報して届出をしましょう。被害状況を説明して、緊急旅券の発行や海外旅行保険の保険金請求時に必要な書類を作成してもらう必要がありますが、そのためのコミュニケーションで戸惑うことも。

万が一の際、スムーズに事が運ぶよう、クロアチア旅行を計画されている方は、この書類 をプリントアウトしてカバンに入れておくことをおすすめします。(在クロアチア日本大使館が日本からクロアチアへ観光に訪れる方のために、日本語訳をつけた書類です)

旅行者に向けた防犯情報は在クロアチア日本大使館 のHPにも随時UPされています。

また、万が一パスポートの盗難に遭ってしまった時の際に「【クロアチア治安情報】旅行中スリ・盗難に遭ったらどうする?」もご覧ください。

夏休みの海外旅行を計画されている方も多いと思いますが、せっかくの楽しい旅行が台無しにならないためにも、どうか他人事だと思わずにくれぐれも気をつけてくださいね!

★クロアチア治安情報「【2016年版】クロアチアの治安は?観光中に気を付けるべきポイント 」もあわせてご覧ください

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