クロアチア国内線利用時に気を付けたいコトとは?!

公開日 : 2015年09月22日
最終更新 :

月曜日の早朝ザグレブを発ち、またドブロブニクに来ています。

2週間前と比べると随分暑さが和らぎ、旧市街の混雑もほんのちょっぴりマシになったような気がしますが、それでもやはり暑い&すごい人です...!

ところで、今回利用した便は早朝5:50ザグレブ発のクロアチア航空。

ザグレブ→ドブロブニクの国内線で、当初の到着予定時刻は7:15。

朝起きてフライト情報をチェックするやいなや「15分の遅れ」と出発時刻が伸びていることが発覚しましたが、よくあることなので「あ~、またか」と気に留めることもなくザグレブ空港へ。

今まで何度もクロアチア航空を利用してきましたが、国内線が予定取りに出発・到着したためしがありません。単に私の運が悪いだけなのかもしれませんが・・・。

今年ももう10回近くクロアチア航空の国内線を利用していますが、5分、10分の遅れは当たり前、長い時は1時間の遅れ、最長でスプリット→ザグレブ間で2時間待たされたこともありました。

ちなみに、2時間遅れが出たときの便は夜22時を回ってからのフライトだったので、空港の売店などもすべて閉店し、おなかは空くはのどは乾くは・・・散々な目にあったものです。

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(飛行機の中から見た朝焼け。幻想的でした!)

結局今回は予定時刻より約5分遅れでザグレブ空港を出発。

今までの経験から「15分くらいの遅れなんて、たいしたことない~」と思っていたのですが、甘かった。途中で飛行機は空中を旋回しだし、何をしているのか・・・と思っていると「強風のためドブロブニク空港に着陸できないので、スプリット空港に着陸します」との衝撃的な機内アナウンスが...!

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「スプリット?!いや~、困る困る!」と焦る私をよそに、飛行機はスプリット空港に到着。

「スプリット空港に到着しました。この後の予定は後程係員から説明があるので、とりあえず降りてください」と言われるがままに降機。

「ドブロブニク行きの飛行機はいつ飛ぶのか?」と乗客に聞かれるスタッフあ「わかりません。いつ飛べるのか・・・。とりあえずコーヒーでも飲んで待っていてください」の一点張り。

仕方がないので、空港内のカフェで朝ごはんを食べることしました。

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(コーヒーとシュトゥルーデルで26クーナ。お味はまあまあ)

少なくともちょっと一息つける・・・と思った矢先、それを食べ終わったか否かというくらいのタイミングで「預け荷物を引き渡すので取りに来てください」とのアナウンス。カバンを引き取ってカフェに戻ると、更にその5分後には「ドブロブニク行きの飛行機は飛びません。10分後に空港前からドブロブニク行きのバスが出るので、乗ってください」とサラっとアナウンスが。

(特にアナウンスを2回以上繰り返したり、スタッフが「バスに移動してください!」と大声で呼びに来てくれるわけでもなく、クロアチア語か英語がわからない方なら、聞き逃してもおかしくないようなあっさりしたアナウンスでした...こんなシチュエーションに遭遇したら、置いてきぼりをくらわないように、くれぐれも気を付けてくださいね!)

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・・・というわけで、スプリットからドブロブニクまでバスで移動するハメに。

「そんなぁ~!バス?!」とバスが苦手な私はがっくりしましたが、仕方がない。

スプリットから約3時間、バスに揺られてドブロブニクにやっとの思いで到着しました。

スプリットからドブロブニクまでの間、お手洗い休憩はネウムでの1回のみ。

通常の長距離バスなら5、6時間かかるスプリット→ドブロブニク間をほぼノンストップで走り抜けました。

それでも、7時過ぎに到着するはずが、ドブロブニクに着いたのは12時過ぎ...。

はあああぁぁぁぁ~~~

今までクロアチアの国内線を利用して予定通りの時刻に到着したためしはありませんが(あくまでも私の経験内での話です)今回は最高記録を更新しました・・・!

バスで隣の席に座っていたクロアチア人のおじさんは「スプリット空港でもゆっくりと朝食を食べられる時間もなく、バスに詰め込まれたと思ったらノンストップで走るんだから・・・。ドブロブニクで朝ごはんを食べようと思っていたから、ザグレブで何も食べてこなくってさぁ・・・。もう、おなかペコペコだよ」とネウムの休憩所で買ったサンドウィッチを必死でほおばっていました。

私もスプリット空港で朝ごはんをかきこまなければ危ないところでした...!

今回の遅延事件で出した私なりの結論。

1.クロアチア航空の国内線を利用する際は、できるだけスケジュールに余裕を持たせること。

2.遅延時にせめて飢えをしのげるよう、手荷物に少なくともおやつを入れておくと望ましい。

(いくら遅れても、ミールクーポンや無料ドリンクなどのサービスは今まで1度もありませんでした。空港での食事は簡素&割高なので、万が一のためにおやつを準備しておくことをおすすめします)

次回からクロアチアで国内線を利用する時は上記2点を徹底しようと思います。

それから、待ち時間でバッテリーを消費するので携帯の充電器もカバンに入れておくといいですよ^^

それにしても、ドブロブニク到着がこんなに遅れたのにスタッフに文句を言う人や、声を荒げる人、ピリピリしている人がひとりもおらず、乗客みんなが「仕方ない」という雰囲気でまとまっていたのがクロアチアらしい。いくらお天気のせいだとはいえ、ここが日本なら「納得いかない!」と言うお客さんがいるかも・・・と、ちょっぴり思ってしまいました。

みなさんも、クロアチアで国内線を利用する際はくれぐれも気を付けてください~

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