【はじめまして】ヨロン島って外国?ヨロン島ってどんな島????

公開日 : 2019年05月29日
最終更新 :

はじめまして。

このたび、「地球の歩き方」与論島特派員ブログを担当することになった、はなアンニャーと申します。

社会人になってすぐに訪れた与論島に魅了され、13年前に故郷山口県から与論島に移住しました。

元々、離島が大好きで、いろいろな離島の旅をしましたが、やっぱり与論島が一番だ!と思い、決意した次第です。

わたしが与論島について調べ始めた頃は、旅行するにも移住するにしても、雑誌にもネットにもほとんど与論島の情報がなく、現地の友達にとても助けられました。

今度は、わたしが与論島の情報を発信していこうと思います!

与論島概要

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わたしが与論島のことを初めて耳にしたのは、じつは大学生のときでした。友達が、「大阪の南港からヨロン島に行ったのが一番の思い出」という文章を書いているのを目にしたとき。

そのときは、ヨロン島?ヨロン島って外国かな?と思っていました。

まさか、そのヨロン島に移住することになるとは・・・

今でも、ヨロン島とカタカナで書いてあることが多いので、外国だと思っている人が多いようですが、ヨロン島は鹿児島県。すぐそこに、鹿児島県本土からはめちゃくちゃ遠くて、すぐそこに沖縄県が見えますが鹿児島県なのです。もちろん、日本。

そして、正式名称は、与論島と書いて、「よろんじま」が正解。

与論島は、サンゴが隆起してできた島で、リーフに囲まれています。

島の周囲は、24kmしかありません。

ちなみに、与論島から沖縄県の北端までが23km。

高い山も、川もなく、ただ海に囲まれたのどかな島です。

ハブはいません。

そして、異様にリピーターさんが多い島でもあるのです。

与論島へのアクセス

与論島に行く方法は、二つ。

飛行機かフェリーのどちらかです。

飛行機を利用する場合

①鹿児島空港→与論空港

②奄美大島空港→与論空港

③那覇空港→与論空港

それぞれ、通常は1日1便の運航となっていますが、夏のシーズンやヨロンマラソンのときは便数が増えます。

過去には、沖永良部島からの飛行機も運航されていましたが、現在は廃止。

その飛行機もプロペラ機で、昔はとても揺れて怖かったものですが、今は何度か新しい機種に変わって、快適な空の旅ができるようになっています。

与論⇔那覇間は飛行時間、30分という短さなのも見所?

シーズン中は、なかなか予約が取りにくい状況になっていますので、早めの予約が必要です。

台風時期には、欠航することも多いのが注意するポイント。

欠航するのは、目的地の天候にもよりますが、台風当日だけ。もしくは、その前後の日くらいです。

こればかりは、誰にも予測できませんが。

フェリーを利用する場合

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①沖縄→与論島

②鹿児島→与論島

与論島には毎日、沖縄と鹿児島から1便ずつフェリーがやってきます。フェリーの会社が二つあって、交互に沖縄と鹿児島間を往復しているのです。

鹿児島から与論島までは、所要時間20時間。

沖縄からは、約5時間かかります。

フェリーの運賃は飛行機より安いのが魅力ではありますが、時間がかかるのがネック。

台風が来る何日か前から欠航することが多く、飛行機より天候の影響を受けやすいのもおぼえておいてください。状況によっては、かなり長く欠航が続くこともあり、与論島に荷物が届かず、食糧難になったときもあります。

フェリーのメリットは、料金と自動車を乗せていけること。

わたしも、移住するときは、フェリーに自分の車を乗せて与論島にやってきました。

与論島観光ベストシーズン

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与論島といえば、「ヨロンブルー」と呼ばれる、青い海が最大の魅力。

ですので、やはり、夏の旅がおススメ。

「死ぬまでに行きたい世界の絶景」に選ばれた、幻の浜、百合ヶ浜も、春から夏にかけて出現しやすくなっています。

与論島の海で泳げる時期は、4月下旬から11月頃にかけてです。

ゴールデンウィークは、まだまだ海水は冷たいですが、天気がよければ泳げます。実際に、泳ぐ観光客の方もたくさん見かけます。

海からあがったときが一番寒いですので、泳ぐ場合は、防寒着を用意しておきましょう。

夏休みになると、茶花から近くて人気の、ウドノスビーチは旅人と島人であふれかえります。

街から離れると、静かなビーチがたくさんあります。自分のお気に入りのビーチを見つけるのも楽しいですよ。

マリンスポーツも盛んで、ダイビングなども人気があります。

海の中の透明度は、ハンパなく、一度与論島で体験ダイビングをしてしまうと、ライセンスを取りたくなってしまう人が続出。じつは、わたしもその一人。ですが、住んでしまうとダイビングは一度もやっていません・・・ダイビングなら、1年中楽しむことができます。

百合ヶ浜へは、グラスボートが1日に何往復もしており、ウミガメとも出会うことができます。また、百合ヶ浜に上陸して、しばらく遊ぶこともできるので超人気スポットとなっています。

逆に、冬は、与論島の暮らしを知ることができる季節であり、島人と仲良しになれるチャンスでもあります。

与論島の主な産業、サトウキビを刈る体験ができるのも冬だけ。

また、夏は海のレジャーに注目しがちですが、海以外の与論島の魅力を知るのもいいですね。

あーどぅる焼きという与論島の土を使った焼き物体験や、機織体験。

与論島の歴史や文化を知るサザンクロスセンターや与論民俗村などをゆっくり探索するのもよし。

映画『めがね』のロケ地にも使用された与論島ですので、ロケ地めぐりドライブもおススメ。

与論島グルメ

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与論島は、小さな島ですが、居酒屋、カフェは意外とたくさんあります。

居酒屋さんでは、与論島の郷土料理が楽しめ、島のお酒『島有泉』を、みんなで飲んで楽しむ「与論献奉」に巻き込まれることがよくあります。

そこで、旅人も島人もみんなすぐに仲良くなってしまうのです。

カフェは、おしゃれでかわいいお店が多く、女性の一人旅でも安心して入ることができます。

与論島の食材を使ったスイーツはとてもおいしくて大評判。

特に、マンゴーやドラゴンフルーツなどのカラフルな南国フルーツを使ったデザートは見るだけでも楽しくなってしまうこと間違いなし!

与論島のお土産

与論島のお土産は、与論島沖の海洋深層水から昔ながらの平釜製法で作られた塩や与論島で取れたキビザラなどを使ったクッキーやちんすこう、ドーナツなどがあります。

また、島唐辛子を使った与論島ギョウザ、そば粉をいっさい使わず、もずくを練りこんだもずくそば、ミラクルツリーと呼ばれるモリンガから作ったモリンガ麺などもおすすめ。

島の長寿の秘訣であるといわれるキビ酢も人気です。

与論島オリジナルTシャツも、旅の思い出になるでしょう。

与論島は、青い海が一番の注目ポイントですが、それ以外の観光スポット、ご当地グルメもなかなかすごい!!

そして、なによりもリピーターが多いのは、島に住む人々のウェルカムな体制とあたたかみにあると思っています。

今までいろんな島を旅して来ましたが、こんなに島人と仲良くなれる島は、他にないのではないでしょうか?

そんな、心も身体もあたたかくなる島、与論島へぜひお越しください。

お待ちしています。

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