日枝神社例大祭2009

公開日 : 2009年09月14日
最終更新 :

 先日、スーパーでハロウィンコーナーが特設されているのを発見しました。

 ようやく秋を感じられるようになったばかりというのにこのまま年末まで

駆け抜けそうな勢いですが、日本の秋といえば味覚、紅葉とお楽しみが盛り

沢山。しっかり秋を満喫したいところです。

 まずはスーパーにお願い!

 ハロウィンコーナーもいいですが、焼き芋コーナーも早めにお願いします!!

 さて、1年中いろいろなフェスティバルで盛り上がっている横浜ですが、

秋祭りといえば「日枝神社例大祭」です。

 2年に一度の本祭りまで1週間を切り、我が町内でも日曜日、神酒所造りが

行われました。大小神輿、山車が納められ、後は出番を待つばかりです。

 例大祭の情報が少し入りましたので、お知らせしたいと思います。

     関外総鎮守 お三の宮

   日枝神社例大祭

 9月15日(火)〜17日(木)  大神輿をエクセル伊勢佐木(旧横浜松坂屋西館)に展示

 9月18日(金)〜20日(日)  火伏神輿。獅子頭を有隣堂横に展示【遷座】

 9月18日(金)13時半頃〜  火伏神輿行列  - 伊勢佐木1・2丁目行列 -

 9月19日(土)13時〜     和太鼓演奏   - 有隣堂前 -

          15時頃〜    車いす神輿   - 伊勢佐木1・2丁目巡行 -、中神輿

          17時〜19時  お三の宮大神輿【奉安】 - 有隣堂前 -

 9月20日(日)          大小神輿四十数基連合渡御

           9時       宮出し 日枝神社発 (伊勢佐木町〜吉田町)

          13時頃〜    イセザキ・モール1・2町目に先頭着

          13時〜     和太鼓演奏   - 有隣堂前 -

20090912_%93%FA%8E%7D%90_%8E%D0%97%E1%91%E5%8D%D5.JPG

✿お三の宮のいわれとおまつり✿

 現在の中心である伊勢佐木町からお三の宮までは、釣鐘の形をした

入海でしたが、江戸幕府などの御用達として石材木材商を営んでいた

吉田勘兵衛がこの入海を埋め立て新田を築きました。そこで勘兵衛は

寛文13年(1673年)新田住民の安寧幸福や五穀豊穣を祈り、江戸

赤坂日枝神社より勘請し、創建しました。

 日枝神社は古くは山王社・山王大権現・山王宮と称せられましたが、

今では「お三の宮」「お三さま」と呼ばれ親しまれています。これは

山王宮→山の宮→おさんの宮と転訛し、新田埋め立ての≪お三の人柱

伝説≫と結びつけて「お三の宮」と書かれるようになったと思われます。

✿お三の宮の大神輿✿

 社宝大神輿は千貫神輿とも呼ばれ、昭和9年境内に作業場を設け、

半年を要して制作されました。高さ約3m70cmという堂々たる姿は

その大きさ、巧緻さ、荘重さ等、横浜随一の大神輿です。

猿田彦神、祓い神職により先導され、氏子・崇拝者と共に丸一日かけ

て氏子の町内を御巡行いたします。

20080913_%8D%D5%82%E8%82Q.jpg

✿火伏の神輿・獅子頭(高村光雲作)✿

 火伏の神輿は大正天皇即位記念事業の一つとして企画されたものです。

伊勢佐木町は横浜一の神輿を鎮守に奉納したいと当時の帝室技芸員 高村

光雲先生に助力をお願いしました。設計には東京芸術学校の島田教授、製作

主任には神輿造りの第一人者といわれた小川氏、彫刻には光雲先生自らが

彫刀をふるわれました。関東大震災や戦災をまぬがれたことから誰言うこと

なく、苦を散ずる、火を逃れた霊験を讃え”火伏の神輿”といわれるように

なりました。

✿町内神輿連合渡御✿ 

 今年は大人神輿、こども神輿合わせて四十数基が朝9時に日枝神社を

順に出発し、伊勢佐木町7丁目から1丁目までを練り歩きます。

 先頭の神輿がイセザキ・モール1・2町目に到着するのは13時過ぎを

予定していますが、最後の神輿は15時を過ぎるのではないでしょうか。

 町内神輿連合渡御は到着次第、吉田町で順次解散しますが、この後、

それぞれの町内に帰って、日が暮れるまで町内を練り歩きます。

 また、連合渡御には連なりませんが、町内では歩けるようになったばかり

小さな子どもたちが主役となって引っ張る「山車」や、身長差がいちじるしい

小学生が担ぐ「こども神輿」が威勢のいい声をあげながら、町内を練り歩き

ます。

✿和太鼓演奏(去年の様子)✿

20080913_%8D%D5%82%E8%82R.jpg

 太鼓のリズムを腹で感じてください。

  ✿神輿の巡行表✿

2009_%90_%97%60%8F%87%94%D4.JPG

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。