シアトルのもうひとつの楽しみ方<ロックシーンを巡る>
ウィドビー島のような田舎に住んでいますと、たまに都会のネオンが恋しくなります。そんな時、どこに行くかといえば、やはりシアトル。シアトルの見どころといえば、シアトルの街が展望できるスペースニードルや、スターバックス第1号店のあるパイク・プレイス・マーケット、ボーイング社工場見学など、いろいろとありますが、今回は、ちょっと変わった通なシアトルの楽しみ方を紹介したいと思います。
音楽好きな方はご存知かもしれませんが、シアトルという街は、偉大なロックミュージシャンを多く輩出している街なんですね。最も有名なのが、70年ロック全盛期に活躍した、ジミ・ヘンドリックス。同じ時代にハートというバンドもいます。
また、90年に起こったグランジ・ロックは、ここシアトルが発祥地。その中心的存在だったニルヴァーナがここシアトルから出ています。このほか、パールジャムやアリス・イン・チェーンズなどがいます。
ジミ・ヘンドリックスが眠るメモリアルパークやニルヴァーナのカート・コバーンの家など、ロックゆかりの場所を巡る日本人向けのツアーもあるくらい、ここシアトルは音楽の街としても知られています。
そして、音楽好きファンにとって、欠かせないスポットはThe Museum of Pop Culture (EMP Museum) です。音楽関係やポップカルチャーの展示物はもちろんのこと、ここの目玉は、音楽を体験できるコーナー。個室スタジオに用意された楽器で実際に演奏できるほか、フルセットのコンサート会場でバンド模擬体験=音楽に合わせてあたかも自分たちが演奏している模様を録画してくれたり、楽しいコーナーが沢山あります。ここでは、希望すれば自分たちのオリジナル・バンドポスターやDVDを記念に制作・購入することができます。
またシアトルのナイトライフに欠かせないのは、ライブハウス・バーです。
シアトルのダウンタウンやフリーモントなどには、ライブをやっているバーがいくつかあり、毎日、どこかでライブをやっています。中でも有名なのが、シアトルの5番街にあるグランジ・ロック時代から経営している老舗『クロコダイル』。90年代グランジ・ロックの聖地のようなライブハウスです。
アーティストの街として知られるフリーモントで有名なのは『ネクター・ラウンジ』。
そして『ハイ・ダイブ』も小さいながらも音楽とお酒を楽しむ地元の人で賑わっています。
ここからは、先日、『ハイ・ダイブ』でのライブに行って来た時の模様です。
この日は、4バンドが出演。開演は8時で、終わったのが夜中の12時頃でした。
入場料は当日券が$15(前売$10)。バーカウンターを抜けると奥に小さなステージがあります。
ここはかなり小規模ライブハウスで、キャパは約100名ぐらいまででしょうか。
最初は人もまばらでしたが、10時頃からだんだんに人が集まり始め熱気に包まれてきました。
☝この日3番目のバンド『The Fame Riot』
シアトルを拠点に活動するエレクトリックポップバンドで、ダンサブルでエネルギッシュなライブで観客もノリノリ。
やはり小さなべニューでは一体感があって良いですね。
トリはミズリー出身の3人兄弟で構成されたガレージパンクロック・バンド『Radkey』☟
残念ながら、帰りの時間があったので、最後まで観れませんでしたが、熱い演奏を続けていました。
最後にシアトルのライブハウスをいくつか挙げておきます。
ライブハウスはお酒を扱っているので、場所やショーによって21歳以上からしか入れない場合があるので、出かける前にチェックして行ってくださいね。
◆ライブミュージックバー◆
Crocodile
住所:2200 2nd Ave, Seattle
ウェブサイト:http://www.thecrocodile.com/
High Dive
住所:513 N 36th, Seattle
ウェブサイト:http://www.highdiveseattle.com/
Nectar Lounge
住所:412 36th , Seattle
ウェブサイト:http://nectarlounge.com/
Tractor Tavern
住所:5213 Ballard Ave N.W. ,Seattle
ウェブサイト:http://www.tractortavern.com/
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