【ヨークシャー・デイルズ国立公園】人気のハイキングスポット「リブルヘッド陸橋」
Sut Mae!(シュマイ!こんにちは)
ウェールズもここ数日で一気に秋の訪れを感じるようになりました。
芸術の秋、味覚の秋、そして運動の秋......天気のいい日にはハイキングを楽しんでます。
そこで、今回はイギリスの絶景に出会える場所として知られるヨークシャー・デイルズ国立公園の人気ハイキングスポットを紹介します。
いまだ新型コロナウイルス感染拡大により旅行は難しい状況ですが、事態が収束したらぜひ訪れてほしいおすすめの場所です。
■ ムーア(荒野)に架かる巨大な鉄道橋「リブルヘッド陸橋」
イングランド北部のヨークシャー地方に広がる「ヨークシャー・デイルズ国立公園(Yorkshire Dales National Park)」は緑豊かなムーア(荒野)で覆われた20以上のゆるやかなデイル(谷)と石灰岩の山々で形成された大自然が美しいイギリス屈指のカントリーサイドです。
そんな大自然と田舎風景が魅力の国立公園内には数多くのフットパスやトレッキングルートが整備されているので、一年中、ハイキングやアウトドアが楽しめます。
1875年に完成した24本の柱によって支えられる鉄道橋「リブルヘッド陸橋(Ribblehead Viaduct)」周辺もそのひとつで荒涼としたムーアに延びる全長400m、高さ32mの巨大な鉄道橋は遠くからでも望めることから、ハイカーやサイクリストに人気です。
▲ ムーアに架かるリブルヘッド陸橋
また、リブルヘッド陸橋はセトル・カーライル鉄道のハイライトでもあるため、セトルまたはカーライルからリブルヘッド駅まで列車の旅を楽しみ、駅から橋までのフットパスを歩く観光客も少なくありません。もちろん、橋からその先にある隣駅まで歩くこともできます。
▲ リブルヘッド陸橋周辺に設置されたフットパスの道標
橋梁下までは平坦な道のりなのでサンダル履きの人もいれば、本格的なトレッキングシューズの人もいたりとハイキングのスタイルもいろいろ。
▲ サイクリングを楽しむ家族連れ
また橋の周辺では巨大な橋の絶景を撮影しようとカメラを構える人たちもあちこちで見かけます。
タイミングがよければ橋を通過する列車を写真に収めることもできるので、鉄道ファンはあらかじめ時刻表の確認も忘れずに。
▲ 橋梁下は人気の撮影スポット
時間と体力が許す限りのんびり歩いてみてほしいヨークシャー・デイルズ国立公園のおすすめハイキングスポットです。
■ リブルヘッド陸橋への行き方
・ロンドン・キングス・クロス(London King's Cross)駅から列車で約3時間、リーズ(Leeds)駅で乗り換えて約80分、リブルヘッド(Ribblehead)駅で下車。
・リブルヘッド駅前からはリブルヘッド陸橋まではフットパスで約15分(950m)。
筆者
イギリス特派員
June
60カ国以上の渡航歴あり。2016年、結婚を機に英ウェールズへ移住。
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