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アンナ・アマーリアの家だった、ヴィットゥムス宮殿(Wittumspalais)で感じるワイマールの歴史

カテゴリー:文化・芸術・美術 / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2018年9月30日

ワイマールで一番の有名人はゲーテかと思いますが、ゲーテに続いてワイマールにとって重要な人物の一人がアンナ・アマーリアです。アンナ・アマーリアはカール・アウグストの母です。カール・アウグストが二歳のころ、彼女の旦那であるエルンスト・アウグストが他界しました。そのころ彼女は第二子を妊娠中だったとのことです。エルンスト・アウグストが他界後は彼女自身が国を治め、さらに息子達に質の高い教育をうけさせました。彼女の住んでいた家がほぼそのままの形で保存してあるので、興味深い場所です。屋敷というには少し小さな家ですが、この家にゲーテやシラー、ヘルダーやヴィーランドなどが訪れ、日々ワイマールの発展のために話し合いや交流会が行われていたそうです。また、アンナ・アマーリアは芸術や文化、音楽に精通していました。彼女はたくさんの本を集め、ワイマール市内に美しく立派な図書館を作ったので今ではそちらのほうが有名で、人気の観光地になっています。(Herzogin Anna Amalia Bibliothek)
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ヴィットゥムス宮殿(Wittumspalais)の場所ですが、シアタープラッツ(Theater Platz)の片隅に位置します。
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入り口は小道に入って階段を下りた先にある小さな扉です。入場料は大人6,5ユーロ、16歳以下までは無料です。個人であれば予約などは必要ありません。館内は撮影可ですが、フラッシュは禁止なので注意してください。ステレオガイドもありますが、残念ながら日本語の用意はありません。
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中に入り、階段を上がると踊り場にまず大きな絵が飾られています。この描かれている女性こそがアンナ・アマーリアです。地位、名誉ともにあったアンナ・アマーリアですが最低限の身だしなみとインテリアに囲まれ質素な暮らしをしていたそうです。光で見えにくいですが、肘をついている右側には本が置かれています。勉強熱心で本を常に手放さない様子が描かれています。
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こちらもまた、アンナ・アマーリアです。イタリアと交流があった彼女は本場フィレンツェから取り寄せたそうです。芸術への深いこだわりを感じます。
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さらに上の階にある応接間です。天井には天使の絵が描かれており、見上げる場所によって表情をかえる不思議な作品です。
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アンナ・アマーリアの息子、カール・アウグストの肖像画です。この時代、おでこが広いのは頭が大きくその分賢いとされていました。そのためカール・アウグストも子供の頃から生え際の髪の毛を抜かれ、理想の生え際にされていたそうです。小さい子供の髪を抜くなんて残酷だと感じてしまいます。
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さて、最後にダンスをする間です。天井が広い空間の真ん中にピアノが置かれ、この家の中で一番贅沢な空間です。すごく広いわけではないので、ごく親しい人を呼んでパーティーをしていた様子が伺えます。実はこの部屋の隅に貸し衣装があるので、洋服の上から着て、記念撮影をすることができます。男性用もあるので、興味がある人は是非試してみてください。

住所 
Wittumspalais Am Palais 3  99423 Weimar
営業時間
1月1日から3月24日
火水木金土日 | 10:00 - 16:00 Uhr
3月25日から10月27日
火水木金土日 | 10:00 - 18:00 Uhr
10月28日から12月31日
火水木金土日 | 10:00 - 16:00 Uhr

入場料
大人6,5ユーロ 学生(16歳から20歳まで)2,5ユーロ
16歳以下は無料

電話番号: +49 3643 545-400
Fax: +49 3643 545-401
ホームページアドレス info@klassik-stiftung.de

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サナ

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名前:サナ

サナ

現在はドイツの田舎町ワイマールに在住。日本ではアロマテラピーを学びハーバルセラピストの資格を取得しながらハーブやアロマ、自然派のスキンケア商品の販売員をしていました。過去二年間オーストラリアでの生活を経験しながら、タイ、インドネシア、ハワイなど世界中旅をしてきました。昨年ラスベガスで入籍。バックパッカーを引退し今はドイツ語を習得するため語学学校に通っています。 DISQUS ID @disqus_sC7UwnZFqd

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