【ライフスタイル】ペンキ塗りカルチャーのアメリカ Part‐1 ~ デッキのニス塗り

公開日 : 2021年09月13日
最終更新 :

私にとってアメリカの家の印象といえば、かなり多くの家でペンキ塗りが施されていることでしょうか。それまで日本の家ではペンキが塗られた壁を見かけることはなかったのですが、学生時代にボストンに滞在したとき、ほとんどの家やアパートの内装には何らかの形でペンキが使われていることに気がつきました。外壁、内壁、玄関のドア、家の中のドア、階段、階段の手すり、キッチンキャビネットから、書棚、テーブルや椅子などの家具、小さな雑貨に至るまで、何もかもペンキで塗ってしまうライフスタイルは目から鱗でした。

いまでは、私もあまり上手とは言えないテクニックで自宅のペンキの塗り替えをするようになってしまいましたし、義姉3人の家でも、壁やドアは業者に依頼せずにDIYでペンキを塗ってるそうです。以前、知人が、壁のペンキ塗りは最もお金をかけずにインテリアのイメージチェンジを図ることができる、と言っていましたが、私も同感です。今年は、長い間放置状態だった庭のデッキのニス塗りと、2階の1部屋のペンキ塗りをしました。

FInished deck livingroom.jpg

以前は、別の大手のおしゃれなブランドのペンキを使っていましたが、いつも購入していたホーム・デポhttps://www.homedepot.com/で、そのブランドはもう取り扱っていないと言われたので、今回デッキには、ベア(BEHR)社https://www.behr.com/consumerの塗料を使いました。仕上がりがクリーム色を帯びた白っぽい色なので一見ペンキ仕立てに見えますが、塗料は下塗り剤が混入された防水加工のニスなんです。

防水加工仕立てのアウトドア用のスプルースの2x4と木製の手すり子を組み立てた6平方メートルほどのデッキなのですが、メジャメントを間違えたのか、業者は窓枠の外側でなく内側のフレームの、そのまた10cmほど内側にデッキの端が入るような形でずらしたままデッキを組み立ててしまったのです。しかも、リビングルーム前と寝室側のデッキ2ヵ所とも、窓枠がしっかりデッキの端で隠れてしまっています。作業中に気づいて直してほしいと依頼したのですが、聞き入れてもらえませんでした。正直、これなら素人の夫にでもできると思うほど完成作品には心底落胆してしまったものでした。それでも愛着がわいてきて10年間大切にしていたデッキも相当傷んだり色褪せてしまったりしたので、この夏夫がニス塗をすることにしました。結局、両方で156本の手すりにやすりをかけたり、傷んでしまって穴が開きそうになっている数枚の2x4を買い替えたりする作業などで予想以上に時間がかかってしまいましたが、ようやく修復作業が完了しました! 春頃ニス塗りを終えていた窓辺のフラワーボックス(昨年夫が作ったフラワーボックスが傷んできたので、同じニスで仕上げていました)と同色にしたので、統一感が出ていい感じになりました。

余談ですが、わが家では、DIYの道具はすべてホーム・デポでそろえています。もしホームデポで販売しているペンキの中に気に入ったものがなくても、雑誌の写真、絵などを切り抜いてサンプルを持って行って見せるだけでコンピューターでマッチするカラーを照合してから調色してくれるので、納得いく色を出してもらうことができます。また、納得いくカラーをお店のシステムに入れてもらえば、何度でも同じ色のペンキを作ってもらうことができるので便利ですよ。

【Home Depot(ホーム・デポ)】

BEHR(ベア)

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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