CVSで買える新型コロナウイルス抗原検査キットを使ってみました

公開日 : 2021年08月23日
最終更新 :

皆様、残暑お見舞い申し上げます。

日本でも新型コロナのデルタ株などの変異株の感染が広がっているようですが、アメリカ国内でも、最近また規制が始まった州が増えています。わが家がある地域では、外出時に外でマスクをしている人はあまり見かけませんし、スーパーの中でもマスクを着用していない店員さんなどが多いですし、室内で6フィートのソーシャルディスタンシングを奨励しているところはなくなってしまったのですが、うちの家族は相変わらずマスク・手洗い・うがいと消毒剤の使用を続けています。それでも、最近基礎疾患のある夫に風邪のような症状が出始めたので、自宅用の新型コロナウイルス抗原検査キットを使ってみることにしました。

新型コロナウイルスの抗原検査と言えば、昨年の夏頃は、長蛇の列に並んでようやく受けられるという状況でしたが、最近は薬局で手軽に買えるようになりました。近所の薬局CVSにも2種類置いてありました。BinaxNOW COVID-19 Antigen Self Test(新型コロナウイルス抗原検査キット)は91.7%のが2回分が入って$23.99(税別)です。薬剤師の話によれば、この検査キットはイムノクロマト法を使用していて、91.7%の感度と98.5%の特異度が実証されているとのことです。

Corona test kit.jpg

薬剤師さんが言っていたように、使い方はとても簡単でした。付属のコットンスワブを鼻腔約4分の3インチ(約2㎝)まで挿入し、5回(説明書には「15秒」と書いてありました)回し粘膜表皮を採取します。同じスワブを別の鼻腔に挿入し、同様に5回まわして粘膜表皮を採取したら、付属のカードにスワブを挟んでドロッパーに入っている液を垂らして15分待ちます。陰性の場合は1本、陽性の場合は2本のピンク色の線が出るような仕組みです。この検査キットでの結果は陰性と出ました。数日大事をとって安静にしていたら咳や鼻水などの風邪の症状はおさまりましたが、風邪の症状は新型コロナウイルスの症状と似ている部分もあるそうなので、気になる場合は、早めにかかりつけのお医者さんに相談してみたほうがよいですね。また、変異種対応やIgM+IgGの複合検査などもっと詳しい検査が必要な場合は、別の検査キットをお買い求めになるか病院でのPCR検査を受けたほうがいいと思います。

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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