真冬の夜はコーン・スープでほっかほか......レシピをどうぞ♪

公開日 : 2020年12月04日
最終更新 :

アメリカでは、感謝祭にローストした七面鳥を食べる習慣がありますが、日本ではクリスマスに丸ごとのローストチキンを召し上がるお宅も多いのではないかと思います。幼少時代のクリスマス、私の母は、丸ごとではなくローストしてある骨付きのもも肉を買ってきてくれていました。こんがりと焼き色がついたローストチキンのひとつ一つにきれいな赤いリボンが巻かれてあり、クリスマスの食卓に彩りを添えてくれるのでした。

わが家では、たいてい感謝祭には七面鳥、クリスマスにはハムを焼いてお祝いしています。丸ごとのチキンもとても安価なので2週間に一度は料理します。いったん食卓にあがった丸ごとのロースト・ターキーや丸ごとのロースト・チキンの肉は、骨からはがしたあとガラス器に保存し、肉を外した鶏ガラ(またはターキーのガラ)を捨てずに水を加えて煮込めば、ボーン・ブロス(骨のブロス)を作ることができます。2、3日じっくり煮込んだブロスで、ターキー・スープ、チキンヌードル・スープ、ミネストローネ、フレンチ・オニオン・スープなどのスープ類を作るのですが、スープにコクが出るのでとても重宝しています。おととい、このボーン・ブロスを使ってコーン・スープを作りました。旬の時期は、もちろん生のトウモロコシを使うのがベストですが、冬の間は缶入りコーンでもばっちりですので、ぜひお試しくださいね!

Corn soup.jpg

コーンスープ

〈材料〉4人分

コーン 2缶(15.25oz. 432g 入り×1)

バター 大さじ2

たまねぎ(みじん切り)3分の1カップ

ニンニク (すりおろし)2片

チキン・ボーン・ブロス 2カップ 

*缶または箱入りのチキン・ブロス、チキンブイヨンを溶かしたスープ2カップ分でもOKです。この場合、チキンの風味が濃い味のスープに仕上がります。

牛乳 2カップ

小麦粉 大さじ2

塩・ブラックペッパー(コショーでもOKです)適宜

パセリ 適宜

〈作り方〉

1. 中鍋にバターを溶かし、たまねぎとニンニクを中火で炒める。

2. たまねぎがしんなりしたらボーン・ブロスを加える。

*私は、玉ねぎが茶色にならないよう気をつけています

3. (2)に、水を抜いた缶入りのコーンを加え、10分程度中火にかける。

4. (3)に、牛乳と小麦粉(ダマにならないよう少しずつ)を加え、弱火で10分煮込む。

5. (4)で煮込んだものをミキサーに入れ、コーンがピュレー状になるまでミキサーで攪拌する。

6. (5)でピュレー状になったスープを鍋に戻し、とろりとなるまで中火にかける。

*ここでも、鍋のスープが焦げつかないよう気をつけます。

7. お好みで塩とブラックペッパーを加える。

これでできあがりです! 私はトッピングにドライパセリを使いました。

バゲットを添えて召し上がってもおいしいですよ。心も体もあったまるコーン・スープ、寒い日のお夜食にぜひ......!

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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