【ワシントンDC、メリーランド州、バージニア州】新型コロナウイルス関連情報(第47報)
みなさま、こんばんは。
在アメリカ合衆国日本国大使館の6月8日付のお知らせをお届けします。以下、ポイントを引用掲載しますので、ご参照ください。
***
●DC市長は,フェーズ2移行に必要な基準等に関する発表を行いました。
1.本日(6月8日)17時現在の当地における感染者数は以下のとおりです。
(1)ワシントンDC:9,389名(死亡491名)
◎地域別感染者数はこちら
(2)メリーランド州:58,404名(死亡2,653名)
◎地域別感染者数はこちら
(3)バージニア州:51,251名(死亡1,477名)
◎地域別感染者数はこちら
◎DMV における感染者数の推移
2.各州政府の措置等
(1)ワシントンDC
ア 6月5日,バウザーDC市長等の記者会見が行われたところ,主な内容は以下のとおりです。
・フェーズ2への移行は,以下の4つの基準を全て満たすことが必要(4枚目)。
-市中感染は14日間継続した減少であること。
-陽性率は7日間15%以下であること。
-医療システム収容力は,14日間80%以下であること。
-接触追跡者能力は,新規感染者の通知後1日以内に陽性患者に最初の連絡を取るのが90%以上,新規感染者の通知後2日以内に濃厚接触者に最初の連絡をとるのが90%以上であること。
・市内の消防署での新たな検査場を開設。開場時間は午後4~8時(7枚目)。
・本日6月8日から,8つのDC公共図書館はカーブサイド・ピックアップ及び遠隔印刷を再開(9枚目)。
・DC内の学校の賢明で安全な再開のための保護者用アンケートを実施中。6月10日午後10時まで。(10枚目)。
・フェーズ2への移行については,フェーズ1を開始してからのデータがきちんと反映されるには約3~12週間かかるため,6月5日時点で市中感染は4日間継続して減少しているものの,フェーズ2移行のためのカウントは開始できない。4つの全ての基準が揃わない限り,保健局は市長にフェーズ2移行に関する勧告ができない。現時点では4つの基準を全て満たしていない。(質疑応答にて言及)。
◎会見資料
◎参考 DC再開諮問グループから市長への勧告要旨(当館作成)
イ 本日,バウザーDC市長と交通局(DDOT)は,住民が外を移動しながら社会的距離を広げることが出来る新たなスローストリート・イニシアティブの最初の7つのストリートを発表しました。同ストリートは地元の交通のみに制限され,制限速度は時速15マイルに設定,ウォーキング,ランニング,サイクリング中の近隣住民に安全な社会的距離確保をサポートします。DDOTは今後12週間で,さらにストリートを追加する予定です。
◎詳しくはこちら(DC市長HP)
ウ DC保健局からのCOVID-19関連のガイダンスが更新されています。詳しくは以下の各ガイダンスを参照してください。
・一般市民向けのマスク・フェーズカバーについてのガイダンス:
・陽性患者と接触する際のガイダンス:
・陽性患者へのガイダンス:
・市民向けの一般的なガイダンス:
・陽性患者と接触があった可能性があるヘルスケア以外の環境にいる世帯員,親密なパートナー,介護者向けのガイダンス:
(注)各州政府の措置等についても,できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。
(注)上記のほかにも,連邦・州・地方政府(郡,市など)レベルで感染拡大を抑制するための各種措置がとられています。特にお住まいの郡や市など地方政府が発信する情報には生活に密接に関わるものが多く含まれていますので,各自において最新情報の把握に努めてください。
3.当館ホームページに新型コロナウイルス関連情報を掲載しています。情報収集の一助としてご活用ください。
◎当館 HP(新型コロナウイルス関連情報)
4.当館では,3月18日以降,当館領事班の人員体制を縮小しています。お急ぎでない手続きについては,ご来館の時期を再検討願います。
◎当館領事窓口をご利用予定の皆様へ(お願い)
5.新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館(領事班)まで御一報願います。
■在アメリカ合衆国日本国大使館
住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A.
電話:202-238-6700(代表)
筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
【地球の歩き方】では、2013年から、ワシントンDC周辺はじめアメリカ各地の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けしています。
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