【ワシントンDC、メリーランド州、バージニア州】新型コロナウイルス関連情報(第38報)(2020年5月15日)

公開日 : 2020年05月15日
最終更新 :

メリーランド州は、5月15日午後5時(東部時間)をもって外出禁止令が解除、自宅待機に関する勧告に移行し再開のステージ1が始まりました。バージニア州でも、同日、北部バージニア、アコマック郡、リッチモンド市を除く多くの地域で再開のフェーズ1に移行したそうです。

詳細は、在米日本国大使館配信のお知らせ「【5月15日更新】新型コロナウイルス関連情報(第38報)」でご確認ください。

以下、ポイントを引用掲載します。

***

●本日,MD州,VA州はそれぞれ,一部の地域を除き,社会経済活動再開の第1段階に移行しました。

1.本日(5月15日)18時現在の当地における感染者数は以下のとおりです。

(1)ワシントンDC:6,871名(死亡368名)

◎地域別感染者数はこちら

(2)メリーランド州:36,986名(死亡1,792名)

◎地域別感染者数はこちら

(3)バージニア州:28,672名(死亡977名)

◎地域別感染者数はこちら

◎DMV における感染者数の推移

2.各州政府の措置等

(1)メリーランド州

ア メリーランド州の再開について(注意喚起)

本日午後5時をもって外出禁止令(Stay-at-Home Order)が解除され,自宅待機に関する勧告(Safer-at-Home Public Health Advisory)に移行し,再開のステージ1がはじまりました。ただし,5月13日付領事メールで触れたモンゴメリー郡やプリンスジョージズ郡のほか,ステージ1への移行の延期を決定している地域や州政府のガイドラインよりも限定的な制限解除とする地域もありますので,各自においてお住いの地域の地方政府が発信する関連情報をご確認願います。

◎地域(郡・独立市)の再開状況マップ(州知事HP)

◎参考:5月13日付領事メール

イ 5月14日,ホーガン州知事は,州の非常事態宣言が解除されるまでの間,遠隔での婚姻手続きを可能とする州知事令を発令しました。

◎詳しくはこちら

◎州知事令

(2)バージニア州

本日,ノーザム州知事が記者会見を行ったところ,主な内容は以下のとおりです。

・フェーズ1への移行:本日から,州の多くの地域(地域から除外要請のあった北部バージニア,アコマック郡,リッチモンド市を除く)で再開のフェーズ1に移行した。

・州のガイドラインを遵守していないビジネスについて,保健局ほか州の関係機関は,苦情を調査し,閉鎖を命じる権限を持っている。職場が安全ではないと感じている労働者は,州労働産業局(Department of Labor and Industry)に苦情を報告することができる。

◎詳しくはこちら(会見動画)

◎参考:バージニア再開ガイドライン要旨(当館作成)

(注)各州政府の措置等についても,できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。

(注)上記のほかにも,連邦・州・地方政府(郡,市など)レベルで感染拡大を抑制するための各種措置がとられています。特にお住まいの郡や市など地方政府が発信する情報には生活に密接に関わるものが多く含まれていますので,各自において最新情報の把握に努めてください。

3.航空会社の運航状況

(1)5月14日,日本航空(JAL)は,6月中の日米間の運航スケジュールを発表しました。

◎詳しくはこちら

(2)その他,各社とも大幅に運航を減らしています。各社の運航状況は以下のサイトを御参照ください。

◎全日本空輸(ANA)

◎ユナイテッド航空

◎デルタ航空

◎アメリカン航空

4.当館ホームページに新型コロナウイルス関連情報を掲載しています。情報収集の一助としてご活用ください。

◎当館 HP(新型コロナウイルス関連情報)

5.当館では, 3 月18 日以降,当館領事班の人員体制を縮小しています。お急ぎでない手続きについては,ご来館の時期を再検討願います。

◎当館領事窓口をご利用予定の皆様へ(お願い)

6.新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館(領事班)まで御一報願います。

■在アメリカ合衆国日本国大使館

住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A.

電話:202-238-6700(代表)

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筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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