ワシントンDCから約590km!☆オハイオ州アシュタビューラでアメリカ最長の屋根付き橋に行ってみた!

公開日 : 2018年05月30日
最終更新 :

初夏を感じる暑い日が訪れるようになりましたが、夏休みを間近に控え、アメリカ旅行を計画中の皆様へ、先日のブログもうすぐ夏休み!ワシントンDC発☆でっか~いアメリカ大陸の自然を満喫する車の旅!に続く第2弾、(グーグルマップによると)ワシントンDCからおよそ590kmの運転で到着できるオハイオ州の大自然の風景のお届けです!これは日本地図でいうと、東京駅から姫路城あたりまで運転する程の距離のようですが、アメリカの国土の広さを考えると、6時間程度のドライブで到着できる旅先はドライブが好きな旅行者の方々には比較的近い距離といえると思います。

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さて、首都ワシントンDCから6時間程度の運転で到着できるこの大自然のど真ん中には、アメリカ合衆国で最も長いカバード・ブリッジ(屋根付き橋)スモーレン‐ガルフ・カバード・ブリッジ(Smolen-Gulf Bridge)があります。2年以上の歳月を経てアシュタビューラ川を渡る州道25号線に架かるこの橋が完成したのは2008年8月26日。全長613フィート(187 m)のこの橋梁が完成するまで、アメリカ最長のカバード・ブリッジは、アメリカ北東部ニューハンプシャー州コーニッシュとヴァーモント州ウィンザー周辺を流れるコネチカット川に架かる全長449フィート5インチ(137m)のコーニッシュ‐ウィンザー・カバード・ブリッジ(Cornish-Windsor Covered Bridge)だったそうです。

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スモーレン・ガルフ・カバード・ブリッジは2008年10月に開通以来この橋があるインディアン・パークや橋までの遊歩道にはハイキングやジョギング、川遊びやピクニックを楽しむ多くの人々が訪れており、紅葉が見ごろの昨年10月には、このブリッジを含むアシュタビューラ郡内の合計17のカバード・ブリッジでアシュタビューラ・カウンティ・カバード・ブリッジ・フェスティバルが開催され、近郊にある14のカバード・ブリッジを訪れるブリッジ愛好家の観光客を魅了したそうです。

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道路や駐車場から眺める自然に囲まれた橋の景色は最高ですが、車で坂道を下って河畔の駐車場に車を停めてトレイルを散歩してみることにしました。5月とはいえ暑い午後だったのですが、さすが浅瀬の水はひんやりといい気持ち!付近で魚釣りを楽しみながらピクニックをエンジョイしている家族にも出会いました。この川には淡水魚が多く、バスやニジマス(レインボートラウト)他多くの小さな魚も釣れるそうです。そういえば、昔夫に「アシュタビューラ」という名前は「たくさんの魚がいる川(River of Many Fish)」という語源に由来すると教えられたことを思い出しました。

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水遊びをしているチワワ君もうれしそう!ほんのちょっとだけ歩いてみる予定だったのが、カバード・ブリッジのミニチュア版のリバー・ビュー・ブリッジと呼ばれる歩道橋を渡って、川沿いの散策に夢中になってしまいました。アシュタビューラを訪れる機会がある旅行者の皆様、ぜひこの橋を通るドライブも体験してみませんか?

次回は、オハイオ州アシュタビューラのハーバー周辺の散策の様子をお届けしますので、どうぞお楽しみに!

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【データ】

スモーレン‐ガルフ・カバード・ブリッジ(Smolen-Gulf Bridge)

住所:7001 State Rd., Ashtabula, OH 44004

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

【地球の歩き方】では、2013年から、ワシントンDC周辺はじめアメリカ各地の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けしています。

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