ホワイトハウス前★今年のナショナル・クリスマス・ツリー点灯式は12月3日！

公開日 : 2015年10月21日

最終更新 : 2015年10月21日

筆者 : 舞林鳥　恵

　あっという間に今年も終盤を迎えましたが、アメリカの冬期のイベントといえば、各地で開催されるクリスマス・ツリーの点灯式やクリスマスコンサート等でしょうか。

　ワシントンDCでも、12月3日午後5時から、ナショナル・クリスマスツリー・ライティング(National Christmas Tree Lighting)が開催されます。これは、第30代アメリカ大統領ジョン・カルビン・クーリッジ・ジュニア(John Calvin Coolidge, Jr.)の代に始まりホワイトハウスの南側の芝地「ザ・エリプス（The Ellipse」で開催されるDCの風物詩で、当日のイベントもさることながら、その後１ヶ月は寒さの中でも、このクリスマスツリーを見るためにペンシルベニア・アヴェニューを訪れる人が絶たないほどの人気です。

　ちなみに、こちら(↓）の画像が今週のホワイトハウス。秋晴れの美しい午後、多くの観光客が訪れています。下のホワイトハウスの画像は、2013年のクリスマス頃のホワイトハウスの南側、ザ・エリプスの「平和の小道(The Pathway of Peace)」で私が撮影したものです。

　カルビン・クーリッジ大統領が任期中の1923年の最初のクリスマス・ツリーは高さ約14.63メートル(48フィート)で、赤、白、緑の2500個の電球が施されたそうですが、2013年にご紹介したクリスマスツリー（←こちらをクリックすると「☆ホワイトハウスの近くのナショナル・クリスマス・ツリーからメリー・クリスマス！」のブログ記事に移行します。）は、80％の電力が節約出来、二酸化炭素排出量が約5700ポンド軽減させることができるLEDライトが使われるということで話題になりました。

　メインのクリスマス・ツリーもさることながら、周辺に設営される「平和の小道」沿いの小さなクリスマス・ツリーも見ごたえがあり、会場では、各種コンサートや「サンタのワークショップ」をはじめ、毎年数々のイベントが催されます。12月3日のイベントの入場整理券の抽選は終わってしまいましたが、もし、今年の冬にアメリカ東部のご旅行を計画中という方は、ナショナル・クリスマス・ツリー点灯式の日かその後を日程に組み込んでみてはいかがでしょう。

　こちら（↓）の画像は、樹木の紅葉が美しい今週のワシントン記念塔。