２０１３年、ユニオン・ステーションへの旅！

公開日 : 2013年12月28日

最終更新 : 2013年12月28日

筆者 : 舞林鳥　恵

　ワシントンDCのユニオン駅（Union Station ）は、全米鉄道旅客公社アムトラック（Amtrak)が運営する旅客列車が通る鉄道の駅です。

　アムトラックは1971年に鉄道旅客輸送を目的として設立され、今でもアメリカ国内を旅する多くの旅行者に愛され利用されています。

　アムトラックの列車に乗りワシントンDCから北上すると、近いところでは、ボルチモアのペン・ステーションへ行くことができます。また、アムトラックの地図を見てみると、ボルチモアからはニューヨークのセントラル・ステーションへも鉄道が通っています。４６州を通る３０以上の列車を利用して、ネットワークで繋がれた５００以上の目的地への旅行をエンジョイすることが可能なようです。

　年末年始のホリデーシーズンには、両国の友好の印としてノルウェーから贈られた美しいクリスマス・ツリーが飾られています。

　クリスマス・ツリーには、アメリカの星条旗とノルウェーの国旗が！７００ものオーナメントの間には、ノルウェー出身の画家、エドヴァルド・ムンクの生誕１５０年を記念して飾られたという「叫び」のモチーフのフラッグも見えています！

　列車を利用することがなくても、ファサードの傍の正面玄関から駅の中へ入ると、駅構内の古典様式の建築をご覧になることもできますし、メインホールには沢山の店舗やレストランが入っているので、今の時期でも天候の心配をすることなく、ゆっくりとお食事やショッピングも楽しめます。

　オーストリアのチロルで創立されたクリスタル・ジュエリーでお馴染みのスワロフスキー（Swarovski）、ワシントンDCの博物館のショップ、スミソニアン（Smithonian）や、女性に大人気のブティック、ニューヨーク・ニューヨーク（New York New York)をはじめ、男の子にも大人気のH&Mなど、アメリカ旅行ならではのわくわくするようなお土産が購入できる店舗が６０軒以上軒を連ねている他、ストリートレベルのメインホールには、センター・カフェ・レストラン（Center Cafe Restaurant）や焼き立てのクロワッサンやおススメのオーガニックのコーヒーが美味しいカフェル・パン・コティディアン（Le Pain Quotidien）など、４０以上のカジュアルなレストランやお洒落なカフェがあります。

　また、ユニオン駅前には、こんなカラフルなデザインのトローリー・バスや二階建てバスが停車しています。