あじさい曼荼羅園が開園しました。
和歌山県南部に位置する上富田町(かみとんだちょう)に厄除けで有名な救馬渓観音(すくまだにかんのん)があります。
そちらから「あじさい曼荼羅園」が6月1日に開園されるお知らせの葉書が届いていたので2日の日に夫と行ってきました。
あじさい曼荼羅園では、園内面積約2000坪に約120種、約1万株のあじさいが咲きます。
和歌山県内のあじさい園を調べてみると一番株数が多く、県内では最大規模を誇るあじさい園だと思います。
今回は救馬渓観音の境内にあるあじさい曼荼羅園を中心に、紫陽花の状況を紹介します。
救馬渓観音のあじさい曼荼羅園
救馬渓観音の駐車場(東参道 第一駐車場)から坂道を上り、階段を上り、坂道を上ってあじさい曼荼羅園に到着しました。
あじさい曼荼羅園は救馬渓観音の境内にあり、山の上にあります。
ラッキーなのかどうかは分かりませんが、紫陽花があまり色づいていないということでこの日は無料で入園できました。
テントの右側に見える建物が管理棟で、普通ならこちらで入園料を支払います。
あじさい曼荼羅園のゲートをくぐって進んで行きます。
間違うことは無いと思いますが、かわらけ投げへの坂道を上って行かないようにね。
遊歩道の途中にはあづまやがあります。
前回スタッフがいて入園券を見せるとガラガラ抽選ができたので、今年もあるのかなと楽しみにしていたのですが、誰もおらず何もなくてちょっぴり残念でした。
ちなみにその時夫は、期待を裏切らない白玉で、私は緑玉が出て緑賞をいただきました♡
あじさい曼荼羅園の6つの辻には、一体ずつ6体のお地蔵様がお祀りされています。
お地蔵様を順番にお参りする「六地蔵巡り」ができるようになっているので、紫陽花を楽しむだけでなくお参りをしてご利益もいただければ有難いですね。
あづまやから先へ進んだところです。
このあたりでは色々な品種と色の紫陽花がきれいでした。
その先の遊歩道から下の斜面に広がる紫陽花の光景が見えたので撮影しました。
この後、下まで行きます。
ベンチが設置されている休憩ができる展望スペースがあります。
展望スペースに無料の貸し傘を用意してくれていました。(他の場所にもありました)
突然の雨だと雨宿りする場所が無いので助かりますね。
そして園内にはトイレは無いので、先に下のトイレで済ませておいてくださいね。
展望スペースから眺めた風景です。
展望スペースより先には山上展望台の登り口があります。
少し上らなければなりませんがそこからの景色は素晴らしいです。
山上展望台で念願の天気の良い景色を楽しんだ後、順路通りに下へおりて行きました。
さすがに駐車場から山を上り下りしたので足にきている夫と私。普段の運動不足と体力の無さを感じます・・・。
こちらは太古の辻のお地蔵様です。
紫陽花をバックにお地蔵様が素敵だったのでパチリ。
なんだかほっこり和みます。
太古の辻から両側に紫陽花が色づく坂道を下って行きました。
両側から被さってくるような紫陽花が紫陽花の道という感じで、ここの雰囲気も好きです。
主に青い紫陽花が色づいています。
青い毬のような紫陽花が涼しげでかわいいですね。
お寺にも天使がいます。
「ホワイトエンジェル」というかわいい名前の紫陽花です。
坂を下りた正面あたりに高い木があります。
この木に絡まっているツタのようなものを見逃してはなりません。
以前これも紫陽花と教えていただきました。
「岩がらみ」という名前です。
色んな種類の珍しい紫陽花があるのだなと思いました。
他にもあったのですが、そのそばに紫陽花がネットで囲まれた場所があります。
イノシシやシカの被害に遭われるそうで、なぜか特に赤い紫陽花が被害に遭うのだとか。
メインの紫陽花スポット
そしてメインの紫陽花スポットにやってきました。
斜面を覆うように紫陽花が色づくのですが、やはりまだ少し早いという印象でした。
でももっと緑色だと思っていたので、思っていたより色づいていて楽しめました。
逆に訪れる人が少なかったので自由に撮影できて良かったです。
でも撮影している途中で上から何人かの人が話しながら歩いている気配がしたので、だんだんと人が来だしたのかもしれません。
鉢植えの紫陽花も裾に並べられています。
鉢植えにはそれぞれに色々な品種の紫陽花が色づいており、こちらも楽しませてくれました。
紫陽花以外の植物
奥の方へも行ってみました。
睡蓮が何輪か開花していました。
花しょうぶも咲いていましたが、こちらはもうそろそろお終いの感じでした。
数本ですがユリも見ることができました。
たしかイノシシの被害で花が減少していたと思うのですが、また咲いて良かったですね。(ゆり根が好物らしいです)
一部の葉が白くなっている?と思ったら「半化粧」でした。
名前になるほどと思います。
半化粧のある辺りから順路は坂を上ります。
下りてきた分上らなければなりません。
坂の途中で鎮座しているは徳得不動明王です。
手を合わせて先へ進みました。
最後のこの階段を上れば到着です。
あずまやが上に見えていてあと少し。
ラストスパート!がんばれ~と自分に言い聞かせて上りました。
階段を上りきると出口はすぐです。
正面に見えている坂が「かわらけ投げ」の場所へ行く坂道となっています。
その右に見えにくいのですが管理棟が建っています。
画像右下にはイベントスペースがあります。
イベントスペースです。
紅白の幕で囲われた舞台があります。
最後はあづまやで一休みしました。
ジュースの自販機が設置されているので買って飲み、テーブルに置かれているアンケートを記入してボックスへ投函しました。
この後、ダルダルな足でさらに坂を上ってかわらけ投げへと向かいました。
救馬渓観音についてはまた後ほど詳しく紹介したいと思います。
今年の紫陽花の見ごろは例年ぐらいになるようです。
来園されるときは、虫さされのかゆみ止めを用意されておくと安心。
今回は大丈夫でしたが、過去に蚊に刺されることが多々あったので服装なども気を付けてくださいね。
また山道でアップダウンがあるため、歩きやすい靴が良いですよ。
おまけ
こちらは2008年に撮影した時の画像です。
こちらは2016年に撮影した時の画像ですよ。
<あじさい曼荼羅園>
・住所 和歌山県西牟婁郡上富田町生馬313(救馬渓観音境内)
・電話番号 0739-47-1140
・開園期間 6月1日~7月10日
・開園時間 9:30~16:00
・入園料 大人500円(高校生以上)、小人250円(小・中学生)
・救馬渓観音HP http://www.sukuma.or.jp/
※ あじさい曼荼羅園のフェイスブックとブログで紫陽花の開花状況をお知らせされています。
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