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古民家 山崎邸のお雛様

カテゴリー:イベント・行事・お祭り / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2018年3月30日

紀の川市粉河では3月31日まで「粉河とんまか雛通り」を開催中です。
主会場となる近代和風建築の山崎邸には明治~平成まで各時代の雛人形が飾られています。
雛人形だけでなく建物も見応えがありますよ。


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築約100年の山崎邸


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JR粉河駅前に建つ山崎邸に行ってきました。
通りに面してレンガ造りの瓦塀が続いています。
塀の内には蔵も見え広い敷地だと分かります。


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山崎邸は和歌山市に綿ネル生産工場を持ち、海外への輸出などで財を成したと伝わっている邸宅です。
土間の台所と2間はカフェとして営業されており、カフェは左側の入り口から入ります。


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主屋は大正6年(1917)5月に棟上げされているそうです。


必見の豪華な大広間と大理石の浴室


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こちらは過去の画像ですが、広い玄関から靴を脱いで上がます。
受付は上がった左側にあります。
入館料は無料なのですが、入館料を支払っても良いぐらい素晴らしい建物なのです。


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和風の建物だけれど室内灯が洋風でレトロです。


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受付前の市松人形です。
その後ろに立つ衝立には鶏が描かれています。


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前回訪れた時にたまたま見せていただけた裏側です。
実は裏表の絵が違うと教えていただき、こちらは猪が描かれていました。


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玄関を入って正面のお部屋にお雛様が飾れています。


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七段飾りのお雛様も豪華ですが、床の間に飾られているお雛様は明治時代の古今雛(こきんびな)です。
こちらでは大正時代以前のお雛様は現代と異なり逆に並べられています。


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目に水晶やガラスを用いているのが特徴の古今雛です。


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付書院の火灯窓が素敵です。


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廊下を歩いて右奥にある一番の見どころの大広間へ。


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こちらが大広間です。
広さは15畳もあります。
手前の仏間が10畳あるので合わせるとさらに広いお部屋です。


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壁には金唐紙(きんからかみ)が貼られています。
金ピカという感じではないので、豪華なのに落ち着いた雰囲気のお部屋です。


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大広間には一間半の床の間と一間の違い棚、半間の琵琶床、そして付書院が備わっています。


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天井は折上格天井(おりあげごうてんじょう)です。
木組や湾曲が美しく、天井だけでも格式の高いお部屋だとわかりますね。


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障子の細工も繊細できれいですね。


大広間の奥に廊下を挟んで客用トイレがあり、手前が男性用、奥に和式のトイレがありました。
使用はできないです。


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こちらは男性用のトイレの窓です。


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奥の和式のトイレの窓です。
トイレも撮影したのですが、さすがにアップするのは~と思いしませんでしたが見たい方がいたでしょうか・・・?


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スイッチがレトロでコロンとした形がかわいいですね。


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トイレの隣にある部屋は洗面所です。


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そして洗面所から続く浴室です。
廊下側の扉からも入れるようになっています。


なんと!浴室は天然大理石でできているのです。


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気になった浴槽です。
浴槽はシンプルなのだけれど、大理石なので贅沢なお風呂タイムだったのでしょうね?
昔なので薪で焚いたのだと思うのですが、どうやってお湯を沸かしたのか気になるところ。


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そして気になった浴室の天井です。
天井は大理石ではなくてドーム型のような木の天井で、換気口のようなものがあります。


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こちらは階段のあるフロアです。
扉は電話ボックスです。
その左横の通路の奥が台所でカフェスペースとなっており、こちらからもカフェへ行くことができますよ。


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扉を開けると中にはレトロな電話機があります。


傘天井や紀州富士が見られる2階


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2階への階段です。
階段や手すりは洋風なのですが、壁は和風で真壁だそうです。


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壁の丸窓が素敵ですね!
そして丸窓の奥に見えるお雛様も素敵です。


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4畳の神殿を備えた部屋になっていてお雛様がずらり。


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その隣の5畳のお部屋にもお雛様が展示されていました。
前回訪れたときは家具が置かれていたので今回お部屋がすごくすっきりとして明るい印象を受けました。


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その隣、続きの3畳のお部屋です。


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廊下の先は洗面所とトイレがあります。
当時2階にトイレがあるのは珍しいそうです。


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洗面所の床は寄木張りの床です。


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こちらは「松の間」というお部屋です。


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襖も襖の取手もきれいです。


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襖の上の欄間がすばらしいです。


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天井は幅広い樫木の一枚板を打ち上げているそうですよ。


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松の間に飾られていたお雛様です。


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明治時代の古今雛です。


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御殿雛も飾られていました。


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こちらは傘天井の間です。
廊下の突き当り、松の間からも行き来できる8畳のお部屋です。


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天井が傘の骨のように放射線状に広がっていて珍しい天井ですね。


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お行儀悪いですが、せっかくなので寝転がって下から見上げて撮影してみました。


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廊下を歩いて最後のお部屋へ。
天井は屋久杉だそうです。
画像では分からないのですが、昔のガラス窓なのでユラユラとした感じのガラスなのです。
今では貴重だそうですよ。


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奥が10畳手前が8畳のお部屋です。


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南の窓から見える風景です。


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お部屋から別名紀州富士と呼ばれて親しまれている『龍門山』が見えます。
窓一面に広がる龍門山の山並みは一枚の絵のようで、これを眺められるのはとても贅沢ですね。


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最後はお庭を見てからカフェのほうへランチを食べに行きました。
イベントが開催されているので人も多かったので、次回はゆっくりと訪れたいです。
お雛様が見られる「粉河とんまか雛通り」のイベントは今月末までですのでご注意くださいね。


<山崎邸>


・住所 和歌山県紀の川市粉河853 (粉河駅のすぐ前です)
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麻巳子

日本国内・旧和歌山特派員の麻巳子が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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