世界遺産 熊野那智大社へ!

公開日 : 2017年11月11日
最終更新 :
筆者 : 麻巳子

今年、創建1700年を迎えられた、世界遺産の熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)へ行ってきました!

今回はシリーズで紹介させていただきたいと思います。

熊野那智大社へはいくつか行き方があるのですが、

一般的には、土産物店が並ぶ県道46号線沿いに那智山参道入口(表参道の入口)があるので、そこから石段を登って行かれる方が多いと思います。

急で長い石段ですが、一の鳥居までは郵便局や、トイレ、土産物店などもあり楽しみながら歩けます。

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二の鳥居をくぐると社殿はすぐ。

振り返れば鳥居の向こうに那智の山々が見えます。

到着して「やっとここまで来られた」と実感します。

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境内は開放的な雰囲気で画像奥に拝殿、右がくぐった鳥居、左が宝物殿となっています。

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鳥居横に手水舎があり、清めてからお参りを。

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拝殿に向かって左手前に建つ社は、御縣彦社(みあがたひこしゃ)です。

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八咫烏(ヤタガラス)をお祀りする社で、交通安全や導きの神様なので、

道中の安全と、これから自分が進む道に迷った時に導いてくださるようお願いしました。

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御縣彦社の前の烏の銅像が3本足の烏、八咫烏(ヤタガラス)で、熊野の神様の御使いです。

3本足が分かるでしょうか?

八咫烏は日本サッカー協会のシンボルマークなので御存知の方も多いかもしれませんね。

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磐余彦命(いわれひこのみこと)、後の神武天皇が、熊野から大和国へ向かう時に天照大神が八咫烏を遣わしました。

八咫烏の案内で無事大和の橿原の地に入り、初代天皇として即位されたといわれています。

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境内には休憩所があり、その向いに那智の風景が広がります。

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今回は霞んでいて分からなかったのですが、遥か右方向に太平洋が見えることもありますよ。

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宝物殿です。

館内には熊野権現信仰の遺宝が展示されています。

館内は撮影禁止のため画像は無いのですが、

御創建1700年記念行事として平成29年1月1日~12月31日まで宝物殿特別展が開催されています。

かつて御神体として本殿に奉安されていた「熊野十二所権現古神像」15体を、前期8体(6月30日まで)と、後期7体に分けて只今公開されていますので、この機会にぜひご覧くださいね。

また館内には、那智山宮曼荼羅(複製)が展示されているのですが、曼荼羅の中に獅子のような麒麟のような動物達が描かれているのでなぜかな?と思ったら、いわゆる狛犬ということでした。

那智大社にもこのような狛犬があるということで、宝物館を出たあと見に行きました。

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二の鳥居の石段下に狛犬があります。

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こちらの狛犬の頭をご覧ください。

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曼荼羅に描かれていた、ユニコーンのような角のある珍しい狛犬ですよ。

こちらもお見逃しなく!

<熊野那智大社>

・住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1

・電話番号 0735-55-0321

・熊野那智大社HP http://kumanonachitaisha.or.jp/

・宝物殿 開館時間  8:30~16:00 

・宝物殿入館料 大人 300円、小・中学生 200円(未就学児は無料)

・アクセス 

<最寄駅> JR紀勢本線 紀伊勝浦駅

紀伊勝浦駅より熊野交通バスで那智山バス停まで約30分

※ 現在、台風21号の影響により道路が陥没して大型バスは「那智の滝前」までとなっています。

バスを利用される場合は確認されてくださいね。

・駐車場

土産物店の駐車場もいくつかあります。

小さなお子様をお連れの方やお身体が不自由な方は、神社の境内付近まで行ける神社駐車場(30台)があります。

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那智の滝(飛龍神社)入口の少し向こうで斜面が崩れ、道が陥没していましたが、自家用車は片側交互通行で通ることができました。

那智山観光センターもある那智山バス停を通り過ぎ、少し走ると那智大社側の防災道路の入口があります。

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そこからこのような急な山道をしばらく登ってくると、

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駐車場に到着です。

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神社防災道路通行料800円

が必要で、社務所前にいる係員に支払います。

領収書には一人分の宝物殿の入館券が付いていました。

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参道入口から石段を登らないので石段沿いの土産物店などは見られないですが、駐車場から二の鳥居下の狛犬の所へ出てこられます。

最後の石段は登りましたが近くて便利ですよ。

(画像奥の塀の向こうが駐車場です)

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