アフターコロナに訪れたいバスクのお勧め バスク豚の復活と情熱レストラン
大変ご無沙汰しております、コンレチェです。
2020年は欧州のコロナウィルスがなかなか減少せず、すっかり旅から遠のいてしまった一年でした。
最後の欧州の旅は2020年1月下旬のポルトガル、欧州に居ながらも、なかなか欧州内の移動も簡単ではない一年でした。
バスク内の移動もフランスを含め2020年夏頃まではスムーズに移動出来たのですが、それ以降大変厳しくなっておりました。
しかし、いよいよバスクを含めスペイン全土のコロナウィルスが大幅に減少し、明るい兆しが出始めて来ました。
2021年はアフターコロナを皆様がやっと頭に思い浮かべる余裕が少し出来て来た頃でしょうか? 私は旅が大好きで、早くも待ち遠しく思っています。
そんな訳で、これから暫くは旅へのウォーミングアップとして、アフターコロナに旅したいお勧めの場所を紹介したいと思います。
ちょうどコロナウィルスが世界にこっそりと忍び寄って来ていた初期の頃、通訳の仕事を依頼されて訪れていたバスク豚の生産者とレストラン。
思い出すのは、ナバラ州の大自然の中でのびのびゆったり暮らすバスク豚達、そしてバスク豚の復活に情熱を傾けているオーナーのレストランMASKARADA(マスカラ-ダ)。
以前バスク豚は北ナバラとフランスバスクにて畜産されていました、しかし80年代地域の人々の移住、多品種よりもコストの掛かるバスク豚*(品種Pocinas)は遂に国内でたったの50頭まで激減していたそうです。2000年MASKARADAのオーナーシェフJoseさんはたった一頭の雄豚と二頭の雌豚の飼育を始めたようです。
飼育と言っても趣味の範囲で始めたのですが、現在では年間1500頭ものバスク豚を出荷するバスク豚の復活を成し遂げました、バスク豚への熱い情熱がありますよね。
あんなに溶けるような美味しい豚肉の脂身を今まで私は食べた事がありませんでした、8つのミシュランレストランへも卸していらっしゃるそうなので、グルメ達がこぞって欲しがるのも納得のバスク豚。
そんな手塩に掛けて育てられたバスク豚のフルコースメニューを頂けるレストランMASKARADA(マスカラーダ)、豚肉が好きなお客様にはなんとも贅沢のレストランです。
バスク豚の脂身はほんのり甘くなめらかでまるでバターのようなお味なんだそうです。80年代には健康志向のブームもあり、そんな脂身の多いバスク豚には逆風だったのでしょう。
しかし、美味しいものを頂くグルメ達が増えるに従って、バスク豚も再認識されるようになったようです。
こんな美味しい豚肉が今まで忘れ去られていたなんて驚くばかりです。写真は撮り忘れてしまったのですが、この後バスク豚の焼き物など沢山フルコースで提供されました。詳しくはMASKARADAのHPご確認下さいね。お店の内装もシックでエレガント、是非アフターコロナにリピートしたい1軒です。
Restaurante MASKARADA
Aralar Kalea, 66, 31870, Lekunberri, España
https://maskaradadenda.com/home/
コンレチェ
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