サイソンブン県を走ってみました

公開日 : 2014年01月17日
最終更新 :
国道1Dブログ地図.jpg

ビエンチャン~シエンクワン間の早道として期待されている1D号線の全線舗装化は2013年4月に終わったばかりで、地図上のピンクの部分は真新しい道で通りやすくなっていました。ただし舗装化が5年ほど前に終わっていた赤い線の部分はアスファルトが老朽劣化し、むしろ未舗装より走りにくい状態です。

以前は特別区とよばれ、険しい山道が続き、日本の外務省も「渡航注意」とするほどの陸の孤島状態だったサイソンブン地区は、素晴らしい自然に出会えると口コミで噂になっていたところです。先日、調査という大義名分をいただき、2014年1月1日県として昇格したサイソンブン県を貫く国道1D号線を車で走ってきました。

国道1D谷間の自然ブログ.jpg

1Dを走っていると時たま道沿いに美しい川が見え隠れします。北の山岳地帯から南下してパークサンでメコン川に合流する二本の川の、左(西)はナム・ギアップ川(Nam Ngiap)で右(東)はナム・サン川(Nam San)です。その谷間を縫うように走る1Dは両側に田んぼや畑が続きます。

国道1Dがけ崩れブログ.jpg

舗装化は終わったばかりの1Dは、あちこちに土砂崩れやがけ崩れが起こっています。ときに補修中の箇所では片側通行になっていて長い車列が信号待ちをしています。昨年も雨季にはたびたび寸断され、通行困難に陥っていました。しばらくは修繕が繰り返されることでしょう。

国道1D素晴らしい舗装路ブログ.jpg

この1Dルートはビエンチャンからシエンクワンへの近道です。従来の13号線からプークーンで右折して5号線を進むルートが10時間はたっぷりかかるのに対し、パークサン経由の1D号線なら所要8時間ということになっています。実際はもう少し時間がかかるでしょう。

ビエンチャン南バス・ターミナルから定期便も運行されています。VIPバスの夜行寝台もありますが、ぜひ、昼間の素晴らしい景色を堪能してください。

普通バス:ビエンチャン発6:30am 8:30am (110,000kip)

VIPバス:ビエンチャン発20:30pm (Sleeping Bus 150,000kip)

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