ピンクの睡蓮が咲き乱れるタレ・ブア・デーン
国境を越えて睡蓮の花を見に出かけました。蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)は違う種類です。違いは微妙ですが、どちらも午前中に咲いて午後には閉じる、それを3回、つまり3日繰り返して、花の命は終わる点が共通だそうです。そう思ってみると何だかはかない美しさに魅せられます。
タイ側の街ウドンタニーはラオスのビエンチャンからタイの国境の街ノンカイと経て、南に60キロほど、バスで2時、北タイの主要都市です。そこからさらに40キロ南のタレ・ブア・デーンという湖に睡蓮が群生しているのです。
こちらはフラッシュをたいて撮影したものです。随分花の色が変わりました。遠くの水平線がピンクに染まっています。無数の睡蓮が湖を埋め尽くしているのです。
タレ・ブア・デーンというタイ語(ラオス語も同じ)はタレ=海、ブア=スイレンやハスのこと、デーン=赤、という意味です。
ボートに乗って沖合へ出て、1時間ほど湖を周遊するボート・ツアーは一人100バーツ(約300円)です。タイ人観光客が多かったです。皆さんいいカメラを持参して来て、熱心に撮影していました。
私も小さなデジカメで接写してみました。花のサイズは直径5~7センチほどです。フラッシュをたかないで撮りました。実にきれいです。花の右側に小さなカゲロウ・トンボがとまっています。
午前中に行かないと花が咲いているところを見られないので、ウドンタニーのホテルに1泊しました。写真はウドンタニーの街の中心にあるセントラル・プラザです。タイの地方都市の大きさに目をむきました。ラオスの首都から来た私たちですが、まさに「おのぼりさん」になってしまいました。
翌朝7時にホテルを出て、街のど真ん中にあるバスターミナルでトゥクを拾いました。早朝の風に吹かれて片道1時間半の移動(1台往復500バーツ)は寒かったです。タクシー(往復900バーツ)の方がよかったと反省しました。
ウドンタニーへはビエンチャンの中央バスターミナル(タラサオ・ターミナルとも呼びます)から、国際バスが一日8便出ています。
国際バスに乗っていろいろな国籍のツーリストが陸路でタイへ入っています。十分に清潔なバスでした。ラオスの出国、タイの入国手続きの最中に向こう側に先に行って、乗客が通過するのを待っていてくれます。
中央ターミナルから出ている、タイ各都市へのバス時刻表を確認しました。
ビエンチャン~タイ国際バス情報(時刻表と料金)
タイ側の各都市からビエンチャンに向かう国際バスの出発時刻もおよそ同じ時刻、同じ便数で、両国は対をなしてバスを運行しています。
ビエンチャンVientiane発ノンカイNongkhai行き
運賃15,000kip
発車時刻(1日6便)
(1) 07:30 (2) 09:30 (3) 12:40 (4) 14:30 (5) 15:30 (6) 18:00
ビエンチャンVientiane発ウドーンターニーOudonthany行き
運賃22,000kip
発車時刻(一日8便)
(1) 08:00 (2) 09:00 (3) 10:30 (4) 11:30 (5) 14:00 (6) 15:00 (7) 16:00 (8) 18:00
ビエンチャンVientiane発コーンケーンKhonkaen行き
運賃50,000kip
発車時刻(一日2便)(1) 08:15 (2) 14:45
ビエンチャンVientiane発コーラートKhorath行き
運賃149,000kip
発車時刻(一日1便)18:00
および
ビエンチャンVientiane発バンコックBanhkok行き
運賃248,000kip
発車時刻(一日1便)18:30
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。