メコン川を渡るタイからラオスへの国際バス
メコン川を挟んでビエンチャンの対岸はタイです。先日の金曜日の朝、大きなショッピング・センターがあるタイ側の街ノンカイに日本食材を買いに出かけました。
行きは市内バスを乗り継ぎました。帰りはノンカイからビエンチャン行きの国際バスに乗りました。1日6便、ビエンチャンまで直通で、所要時間は1時間ほどです。ただしイミグレーションが混んでいると2時間かかることもあります。
ノンカイのバスターミナルから15分ほどでメコン川に架けられた友好橋のタイ側に着きます。いったんバスから降りて、イミグレーションでタイ出国の手続きを行います。休日の夕方などは買い物に出かけたビエンチャン市民の帰りの長い列ができて、通過に20分はかかるのですが、この日はとても空いていました。
雨季のメコン川です。水面が川幅いっぱいに広がって大河らしい姿を見せています。乾季はこの川幅が半分くらいになって、両岸の土手は作物を育てる畑になります。今年はメコン川の源流がある中国雲南省の雨が少なかったので、水位はさほど高くなっていませんが、もし、上流に建設された中国のダムが放流を開始したら、あっという間に水位は上がるでしょう。
橋の中央には「ここからラオス、徒歩進入禁止」といった内容の小さな標識が立っています。つまりここまでは橋を歩いてこられるので、記念撮影にやって来る観光客もいます。この立て札を無視してそのままラオス側に入っていったらどうなるか、というと多分、ラオス側の入国ゲートにたどり着けるでしょう。徒歩15分くらいでしょうが、歩いて入国してもいいのかなぁ?
これがラオス側の国境ゲートです。バスはここをくぐってラオス側のイミグレにたどり着きます。国際バスの乗客はここで再びバスから降りてラオスの入国手続きを行います。解放政策が徹底してきたラオスの入国審査はあまり厳しくありません。日本国籍のパスポートを持っている者は面倒なビザ取得手続きなしに、15日間の滞在許可スタンプを押してくれます。
ラオス領内に入った国際バスです。イミグレを通過したバスの乗客をピックアップしたら発車します。ここからあと20分ほどでビエンチャンの中央バスターミナルに着きます。ノンカイからビエンチャンへ市内バスを乗り継ぐと国際バスの半額で移動できます。といっても国際バスは一人300円ほどですからバックパッカーの多くはこの直通国際バスを利用しています。
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