伝統的カフェハウスだけじゃない!ウィーンの新しいコーヒー文化、マイクロロースターの豆でホット一息!

公開日 : 2020年06月08日
最終更新 :

ウィーンは言わずと知れたコーヒー文化が根づく都市。ザッハートルテでおなじみのカフェザッハーやデメルは日本にも進出していて有名ですよね。

ウィーンを観光する人々が必ずといっていいほど訪れるそんなKaffeehaus(カフェハウス)は、有名な場所からこじんまりとしたお店まで市内の至るところにあります。風情ある伝統的な内観やウィーンにしかないコーヒーメニューを味わうことはまさに観光の醍醐味。

そんななか、最近ウィーンで流行りつつあるのがサードウェーブコーヒー。選りすぐりのコーヒー豆を自家焙煎して販売しているマイクロロースターの存在が目立ってきました。散歩がてらに、新しくできた小さなロースターやカフェに偶然出合うことも珍しくなくなってきました。

今回は、特別おいしい豆が味わえるトレンディなマイクロロースター、Süßmund(ズースムント)を紹介します。

ウィーン7区のおしゃれなBurggasseとZieglergasseの一角にある、こじんまりとしたスタイリッシュなオフィス兼ロースターのSüßmund。数年前にはウィーン1区にカフェがありましたが、現在は7区のこのオフィスのみ。

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ウィンドウにはコーヒー器具やSüßmundのオリジナルグッズも。コーヒー豆はオンラインショップでの購入および発送が基本ですが、オンラインで購入した豆をお店に取りに行くことや、また事前に電話で営業時間を確認の上、オーナー本人から豆を購入することも可能です。

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スペシャルティコーヒーを扱うSüßmundのオーナー自らが、南米を始めとする各地のコーヒー農園に出向き、優れた豆を厳選しオリジナリティあふれるおいしいコーヒーを提供しています。豆のカテゴリは「フルーティー、コンプレックス」、「バランス、スイート」そして「ダーク、フル」の3つ。私たちはダークで木の実の風味のフルボディが好きなので、この2種類を購入。

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コーヒー豆は飲む直前に挽くのが一番。挽きたての豆の香りは何ともいえずたまりません。

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それでは、挽いた豆をタンピングしていざ抽出準備へ!

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見るからに濃厚なコーヒーはクレマの仕上がりも完璧。

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日本にも持ち帰ることができるウィーンのマイクロロースターのオリジナルコーヒー豆は、自宅用にもお土産用にもとてもおすすめ。メールではもちろん、事前に連絡をした上で、オフィスでコーヒー豆について相談することも可能です。

オーナー自らが産地で生産者と密に関わりながら選りすぐった豆だからこそ実現できるおいしいコーヒー。スイーツをお供にウィーンの新しいコーヒー文化を味わいながら、すてきなひと時を!

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・住所: Zieglergasse 68/1, 1070 Wien

筆者

オーストリア特派員

雅碧 Léontine

大学卒業後は外務省に勤務した後、ドイツ・オーストリアに拠点を移し始める。現在はウィーンで翻訳業等に勤しみながら、オーストリア人の夫、愛娘たちとアクティブに暮らす。

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