いよいよレストラン営業再開!ウィーンで味わう本格タパス!Toma Tu Tiempo
ウィーンでは、5月15日からいよいよレストランの営業が再開され、普段の生活が戻りつつあります。外出に関しては細かいルールはあれども、規制の緩和は人々に安心をもたらしてくれます。
今回は、新型コロナウイルスを吹き飛ばし、明るい陽気をもたらしてくれるスペイン料理レストラン、Toma Tu Tiempoを紹介します。
テラス席もある入口。夜は17時半からの開店です。
夜は明る過ぎずライトアップされたムーディーな店内。Toma Tu Tiempo「ごゆっくり」を意味する店名のとおり、くつろげる空間です。
冬には薪のオーブンが焚かれる、レストラン奥の人気席。壁の黒板には日替わりの「本日のメニュー」が書かれています。
ちなみにこちらが今日の特別メニュー、シーバスとムール貝。オーストリアでは珍しいシーフードメニューがうれしいです。
来店すると、まずウェルカムのおつまみにスペイン産のオリーブ。これだけでお酒が進みます。
スペイン産ビールのお供にはパンとアイオリソース。
スペインの生ハム「ハモン・セラーノ」や、香ばしく揚げられたジャガイモ「パタタスブラバス」など、いろいろ運ばれてきました。タパスの醍醐味は、なんといっても数種類の品をオーダーして皆で楽しく分け合うこと。
これはシシトウに似た、唐辛子の一種をグリルした「ピメント・デ・パドロン」。ビールにもワインにも最適なおつまみは、食べ始めたら止まりません。
締めのデザートはスペインらしく、オレンジの風味がきいたブラウニーとパイ菓子「パルメラ」。
人気店Toma Tu Tiempoは、週末の夜ともなるとすぐに満席。店内ではスペインギターのライブも始まります。
新型コロナウイルスが終息したらぜひ訪れてください。
それでは、ウィーンで味わえるスペインの夜に乾杯! ¡Salud!(サル!)
・住所: Zieglergasse 44, 1070 Wien
・Tel: +43-(0)660-447-7069
・URL: https://www.tomatutiempo.at/
筆者
オーストリア特派員
雅碧 Léontine
大学卒業後は外務省に勤務した後、ドイツ・オーストリアに拠点を移し始める。現在はウィーンで翻訳業等に勤しみながら、オーストリア人の夫、愛娘たちとアクティブに暮らす。
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