Trick or Treat! オーストリア人に人気の日本のお菓子ランキング
ハロウィンの時期。本場アメリカを離れた日本でも、子どものみならず大人も参加できるハロウィンイベントが毎年盛大に開催されていますよね。ここウィーンでは、日本ほど大規模ではありませんが、学校で子どもたちがフェイスペイントや仮装をしたり、プライベートでホームパーティが開かれたりとこぢんまりですがハロウィンが楽しまれています。
さてハロウィンと言えば、Trick or Treat! に欠かせないのがお菓子ですが、今回は私が今まで数多くのオーストリア人の知人や同僚におすそ分けして最も人気だった日本のお菓子5つを紹介したいと思います。
まず第5位は、グリコのBitte! Bitteはドイツ語で「どうぞ」を意味することからも、ドイツ語が公用語のオーストリアではまずそのネーミングがうけます。ビッテ~と言いながら渡すと喜ばれますよ!
そして第4位はロッテのトッポ! オーストリアのスーパーでは、グリコから出ているロングセラー商品で、元祖ポッキーのようなMikadoというお菓子があるので、スティック状のお菓子にも馴染みがありますが、トッポのように中にクリームが入った凝ったお菓子はないので、これもまた美味しいと喜ばれます。ビターチョコレートやミルク味、期間限定商品も出ているので色々おすそ分けすると反応が楽しいですよ。
これがMikado。こちらで売られているお菓子は至ってシンプルです。
続いて気になる第3位は・・・。じゃがりこのフレーバーの中でも意外なたらこバター味でした。日本では人気のたらこ味のお菓子ですが、まさかオーストリア人にも受け入れられるとは思わず、すすめてみたら何とも好評なこと! たらことは何か聞かれた時に、タラの卵巣でそれが入っているお菓子だとわざわざ説明していると、あまりオーストリア人の反応が良くないので、まぁとりあえず食べてみてとすすめてみると、「止められない!」との感想。まさにじゃがりこのコマーシャルのようにポリポリと食べていました。
そしていよいよ第2位まできました。2位は、無印良品のブラックビスケットクランチチョコなんです。私自身が大好きなお菓子で日本に一時帰国の度にどっさりと買い込んでは、それでも夫とすぐに食べ尽くしてしまうので、実家の両親にもたくさん送ってもらっています。今までにさりげなく職場やオーストリア人のホームパーティ等でおすそ分けしていると、みんな大好きだという嬉しいコメントが。これと触感が似ているガルボも評判が良かったです。
さて、栄えある1位に輝いたのは、なんとグリコのCratz! これはもう断トツ人気商品で、日本通のオーストリア人から日本てどこらへんにあるの? というまったく日本とは無関係なオーストリア人まで、誰もが一度口にすると感動する味だということがわかりました。
抹茶味やきな粉味のお菓子等も配ってみましたが、オーストリア人に人気の商品は定番のチョコレート味。そしてたらこや枝豆フレーバーのスナックが人気だという結果は意外だったので、他にも少し変わった味のものをおすすめしてもいいですね。日本の味をおすそ分けしたらオーストリア人との距離が縮まるかも!? ウィーンへの逆土産選びの手助けになれば嬉しいです。それではウィーンから、Trick or Treat!
筆者
オーストリア特派員
雅碧 Léontine
大学卒業後は外務省に勤務した後、ドイツ・オーストリアに拠点を移し始める。現在はウィーンで翻訳業等に勤しみながら、オーストリア人の夫、愛娘たちとアクティブに暮らす。
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