クラシカルな本物の馬車に交じってモダンで怪奇な馬の銅像が!

公開日 : 2018年01月30日
最終更新 :
Michaelerplatz-pferd-vertikal-600.JPG

こちらのブログで紹介しようと思いつつ年を越してしまったのですが、昨年ウィーン保父ブルク王宮前のミヒャエル広場に突如出現したのがこちら。

エレガントな雰囲気を纏いながらもどことなく怪奇さを感じさせるこの馬の銅像は、ポーランド人アーティストのAndje Pietrzyk氏によるもので、高さ9m、重さは16トンにも及ぶのだそう。

Reiterstatue-karl-600.JPG

以前ウィーン特派員ブログでも紹介したカール大公のものを筆頭に、ミヒャエル広場をはじめとするホフブルク王宮の敷地は騎馬像の宝庫。(参照記事「ホフブルク王宮にある奇跡の騎馬像とは」)

そんな数々の勝利の歴史と確固たる未来を人々に思い起こさせる騎馬像群に交じり、台座も騎手も一切なしという、一種異例のこちらの銅像は、「歴史と民主主義」という根っことへその緒によりふわりと空に浮かびあげられており、勇気・自由・偏見の克服が表現されているのだとか。

最初はその奇抜な外見に興味がひかれましたが、思いのほか深いコンセプトが織り込まれていたようです。

Michaelerplatz-pferd-800.JPG

残念ながらこちらの展示は既に終了してしまいましたが、ウィーンではいつもどこかしらで、こうしたおもしろいストリートアートを見かけることができます。

また何か見つけた際にはこちらでお知らせしますね!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。