目くるめく一夜をシェーンブルンで!宮殿内の豪華なスイートルーム
オーストリアでもっとも人気の高い世界遺産、シェーンブルン宮殿。
この豪華な宮殿内に実は宿泊できるようになったと、以前の記事でもお伝えしましたが、
(そして、なぜかその記事は消えてしまったのですが・・・)
本日は、その内装をリポートしようと思います!
こちらのシェーンブルン宮殿内にあるスイートルームは、2つのベッドルームに2つのバスルーム、そしてキッチンとリビングといったつくりで、最大4人での宿泊が可能です。
まずは、寝室からどうぞ。
女性の憧れ、天蓋付のお姫様ベッドです!
こちらがもう一つのベッドルーム。
お城にあり勝ちな、ごてごてとした過剰装飾に走っていないのは、
女帝マリア・テレジアをはじめとする代々ハプスブルク皇帝たちの倹約的で上品な趣向が反映されてのことでしょう。因みに、華美を是としない生活態度が功を奏したのか、オーストリアでは他のヨーロッパ諸国に見られるような市民革命が起こっていません。
こちらはバスルーム。
モダンさの中に、ロココの息吹がほんのりと内包されているのが見て取れます。
別の角度から見たバスルーム。
このバスタブのみがぽんと置かれたしつらえは、
ウィーンの伝統的な住居でいまだに見かける古風なスタイルです。
別料金にはなりますが、執事を付けると、お姫様気分がいっそうアップします!
その他にも、別途シェフを頼めば、豪勢な料理も振舞ってもらえるのだそう。
でも極めつけはこちら!!!
朝、窓を開けてこの景色が見られるのは、やはり宮殿ならでは。
前方に見えるグロリエッテ(対プロイセン戦勝記念碑)は現在カフェとなっているので、
ウォーキングのあとにウィンナーコーヒーを頂くのも良い思い出になりそうです。
11~12月には中庭でクリスマスマーケットも開かれて、雰囲気たっぷり!
ヨーロッパには王侯貴族のお城がホテルに改造されたものが散在していますが、
皇帝の居城に滞在する機会はかなり希少と言えるでしょう。
そして、気になる宿泊費は1泊1398ユーロ(約20万円)。
4人で泊まれば1人当たり約5万円の計算ですので、一生の思い出に一度泊まってみてはいかがでしょう?
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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