寒い時期にはオーストリア風たまご酒!アイヤーリキュール

公開日 : 2015年01月31日
最終更新 :
Eierlikoer-zuhaus-400.JPG

オーストリアにはアイヤーリキュールという、甘~くて美味しいたまご酒があります。

("アイヤー"はドイツ語で「卵」の複数形)

実は著者が年末に風邪をひいた際に、夫が作ってくれたのがこのドリンク。

日本のたまご酒同様、飲むと体が芯から温まるうえに、とってもまろやかで美味しいんですよね!

Eierliquer-supermarkt-600.JPG

ちなみにこのアイヤーリキュールはスーパーマーケットなどで手軽に購入することが可能です。

Eierlikoer-Christkindlmarkt-enlarged-600.JPG

少々時期は逸してしまいましたが、クリスマスマーケットの屋台などでは、ちょっぴりお洒落なラベルのボトルで販売されているので、お土産なんかにぴったり☆

Eierlikoer-schoenbrunn-600.JPG

それに、クリスマスマーケットではアイヤープンシュという、プンシュ(※)とアイヤーリキュールのカクテルドリンクが置かれていることも!

各屋台で必ず売られているわけではないので、もし見つけたら速攻ゲットしてください(笑)

(※)プンシュとはお紅茶か水をベースに、アラック(蒸留酒)、レモン、砂糖、スパイスなどを混ぜたリキュールで、クリスマスマーケットでは様々なヴァラエティの温かいプンシュが振舞われます。

簡単なアイヤーリキュールのレシピも、以下に紹介しておきますね。

<材料>

卵黄 8個分

ヴァニラシュガー 8g、もしくはグラニュー糖小さじ1

パウダーシュガー 2カップ

牛乳 1と1/2 カップ

ダークラム(54%か37%) 1カップ

<作り方>

1.電動ミキサー、もしくは手動で卵黄とヴァニラシュガーを泡立つまで混ぜる。2−3分。

2.塊ができないよう、パウダーシュガーを少しずつ入れる。

3.牛乳とラムを加える。よく混ざるよう、ゆっくりと混ぜるのがポイント。

4.お鍋に入れて火にかけ(吹きこぼれないよう、2度に分けると良い)、中火で70℃になるまでゆっくりと熱する。焦げ付かいよう、時々かき混ぜる。ここで、85℃以上まで熱してしまうと、スクランブルエッグのようにもろもろになってしまうので注意!

5.冬はアツアツのまま、夏は冷蔵庫で冷やしてどうぞ。

お好みによって、牛乳をコンデンスミルクや生クリームに置き換えることができますし、そのまま飲む以外にも、アイヤープンシュのようにカクテルにして飲んだりと、幅広くアレンジできるのが嬉しいところ。簡単にできるので、ぜひご家庭でもどうぞ!

(1月お題"卵料理")

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。