寒い時期にはオーストリア風たまご酒!アイヤーリキュール
オーストリアにはアイヤーリキュールという、甘~くて美味しいたまご酒があります。
("アイヤー"はドイツ語で「卵」の複数形)
実は著者が年末に風邪をひいた際に、夫が作ってくれたのがこのドリンク。
日本のたまご酒同様、飲むと体が芯から温まるうえに、とってもまろやかで美味しいんですよね!
ちなみにこのアイヤーリキュールはスーパーマーケットなどで手軽に購入することが可能です。
少々時期は逸してしまいましたが、クリスマスマーケットの屋台などでは、ちょっぴりお洒落なラベルのボトルで販売されているので、お土産なんかにぴったり☆
それに、クリスマスマーケットではアイヤープンシュという、プンシュ(※)とアイヤーリキュールのカクテルドリンクが置かれていることも!
各屋台で必ず売られているわけではないので、もし見つけたら速攻ゲットしてください(笑)
(※)プンシュとはお紅茶か水をベースに、アラック(蒸留酒)、レモン、砂糖、スパイスなどを混ぜたリキュールで、クリスマスマーケットでは様々なヴァラエティの温かいプンシュが振舞われます。
簡単なアイヤーリキュールのレシピも、以下に紹介しておきますね。
<材料>
卵黄 8個分
ヴァニラシュガー 8g、もしくはグラニュー糖小さじ1
パウダーシュガー 2カップ
牛乳 1と1/2 カップ
ダークラム(54%か37%) 1カップ
<作り方>
1.電動ミキサー、もしくは手動で卵黄とヴァニラシュガーを泡立つまで混ぜる。2−3分。
2.塊ができないよう、パウダーシュガーを少しずつ入れる。
3.牛乳とラムを加える。よく混ざるよう、ゆっくりと混ぜるのがポイント。
4.お鍋に入れて火にかけ(吹きこぼれないよう、2度に分けると良い)、中火で70℃になるまでゆっくりと熱する。焦げ付かいよう、時々かき混ぜる。ここで、85℃以上まで熱してしまうと、スクランブルエッグのようにもろもろになってしまうので注意!
5.冬はアツアツのまま、夏は冷蔵庫で冷やしてどうぞ。
お好みによって、牛乳をコンデンスミルクや生クリームに置き換えることができますし、そのまま飲む以外にも、アイヤープンシュのようにカクテルにして飲んだりと、幅広くアレンジできるのが嬉しいところ。簡単にできるので、ぜひご家庭でもどうぞ!
(1月お題"卵料理")
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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