ドナウ・インゼル・フェスト(ドナウ島祭)
先週末、金曜〜日曜の3日間、毎年恒例の”ドナウ・インゼル・フェスト(ドナウ島祭)”がドナウ川中州にあるドナウ島で開催されました!
著者も仕事の合間の気晴らしに出掛けてみたのですが、久し振りの好天とあり、大勢の若者や家族連れで非常な賑わいを見せていました!
まずドナウ島の遠景から。手前を流れるのがドナウ川、その向こうに見えるのがドナウ島。ちょっと写真では見辛いですが、ビルの右手に何やら絶叫マシン(というほどハイテクな乗り物にも見えませんが)が見えます!2本の棒の間に吊られたゴムを限界まで伸ばし、一気に上空まで反動で跳ね飛ばすという非常に怖そうな乗り物です。著者が口をあんぐりと開けてみている間にも、球体状の乗り物がグリングリンと回転しながら空に向かって飛んでいきます!!!何て怖そうなアトラクションなんでしょう!安全性はきちんと確保されているのでしょうか?ゴムが切れたりしないんでしょうか?(確かオーストラリアでもバンジージャンプのゴムが切れて1人死亡、風神雷神も安全整備を怠って事故が起こってましたよね!?!?)絶叫好きの著者は是が非でもトライしてみたいところでしたが、「一回5分程度のライドで80ユーロくらいする(推測)」という夫の言葉で、敢え無く止めることに(笑)
このお祭り、そもそもオーストリアのテレビ局やラジオ局がスポンサーとなって開催するポップな音楽祭なので、島内の至る所にこういった野外ステージが多数設置されていました。
何れも残念ながら著者好みの音楽ジャンルではなかったので(人工的なジャカジャカ音系)、そこはスルーしてしまいましたが。
トウモロコシの屋台を発見!ああ、日本に帰って砂糖醤油味の焼きトウモロコシが食べたい。。。それにしても巨大なトウモロコシの建物です!横で食事に余念のないお兄さんと比べてみて下さい!
福祉に手厚いオーストリア。勿論、子供の遊び場もちゃんと確保されています。
これは、こちらのお祭り(冬のクリスマス・マーケットや夏のフィルム・フェスティバル等)の屋台で必ず売られている「ランゴシュ」という揚げ物。通常は中に具が入っておらず、ガーリックソースをたっぷりと塗って食べるのが特徴。今回はドナウインゼルフェストで、「具入り」という珍しいランゴシュを見つけたので、早速挑戦することに!
私は野菜入り(というよりヴェジタリアン用)を、夫は激辛のチリ・ランゴシュにトライしました。
お味は・・・う〜ん、通常のランゴシュの方が美味しかったです。。。残念!!!
こちらではBrezel(ブレッツェル/英語ではプレッツェル)という岩塩を塗した、独特の形のパンを頻繁に食べるのですが、このお祭りでは著者の名字と同じ、”Reisinger(ライジンガー)”というブレッツェル屋さんを発見!思わずパチリと一枚撮ってしまいました:)
このお店ではどうやら、よりオリジナルに近いザルツブルク産のブレッツェルを売っているようです。お店の上に乗っているブレッツェルのバルーンも胸キュン☆
横綱もビックリ!!!大杯も大杯、お酒好きにはたまらない大きなグラスのカクテルです!
といっても1杯3.5ユーロで、オーダーすると別の小さなグラスに入れて振る舞ってくれるので、ご心配なく!(笑)味は左より、ウォーターメロン・ボウル、ピーチ・ココナッツ・ボウル、ローズ・ボウル、キーウィ・ボウル、サクランボジュース・ボウル、パイナップル・ボウルと、甘めの展開。値段は何れも1杯3.5ユーロですが、グラスの料金として最初に1ユーロのデポジットを取られます。(4.5ユーロといきなり言われても慌てないで下さいね!)後ほどグラスをお店に返すと、1ユーロ戻って来ます。
子供用のディアンドル(チロル地方の民族衣装。各地方によって微妙にデザインが違う)も屋台売られていました!これは真ん中にエーデルワイスの白いお花が付いたグリーン地のもので、39ユーロだそうです。他にも赤や紫、青いものが売られていました。ひらひらしていて愛らしいので、女のお子さん、お孫さんのお土産にピッタリです!
このドナウ・インゼル・フェスト(ドナウ島祭)、一昨年のみ、サッカーのヨーロッパカップのウィーン開催と時期が重なったため、例外的に秋口にずれ込みましたが、通常は毎年6月後半の週末に開かれるので、来年この時期に渡墺予定の方は、ドナウ河畔を散策がてら、お祭りを覗いてみるのも面白いかもしれませんね☆
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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