【続報7】コロナウイルスの影響、現在のイタリア・ベネチアの様子

公開日 : 2020年03月18日
最終更新 :

皆さん、こんにちは! パドゥーラ恵です。

引き続き新型コロナウイルスについてお伝えしたいと思います。感染者が北イタリアを中心に増え続け、イタリア国内感染者累計が2万6000人を超えてしまいました。

累積感染者数 2万6062名 (昨日より2989名増)

死亡 2503名 (昨日より345名増)

治癒した者 2941名(昨日より192名増)

※2020年3月17日(金)17:00の数値

◆2020年3月14日から長距離列車等のダイヤを削減

〈長距離列車〉

3月14日~3月25日、各方面少なくとも1往復確保することとし、その間フレッチャは22本、レジョナーレ・ベローチェは20本、イタロは14本、インターシティは32本を運行する。

〈長距離(州間)バス〉

3月14日~3月25日、ダイヤを削減しつつ全面的な運休にならないよう、インフラ運輸省の事前認可とすることにより最低限の運行を保証する。

〈サルデーニャ島との海路・空路〉

3月14日~3月25日、海路による旅客輸送は一時停止し貨物輸送のみとする。空路による輸送はカリアリ空港とローマ・フィウミチーノ空港間のみとする。

〈夜行列車〉

3月14日の夜から,夜行列車を運休する。

イタリアにおける利用可能な主な交通手段についてはこちらを参考にしてください。

https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/covid_19_traffico.pdf

イタリアに対して各国が取っている措置についての情報はこちらを参考にしてください。(大使館作成)

https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/covid_19_viaggiare_sicuri.pdf

◆今後イタリアに入国する全ての人へ(イタリア運輸相、保険相の発表より)***

外国からイタリアに入国する者(仕事上の理由で72時間以内の滞在となる者は除外)は14日間の自己隔離を義務付ける旨の省令に署名しました。本政令は3月17日~3月25日まで有効。

イタリアに入国する全ての人は,何ら症状がなかったとしても,地域を管轄する保健所に対し,イタリアに入国したことを通報するとともに,健康観察下におかれ,14日間の自己隔離を行う義務を負います。そして,Covid-19ウイルスの症状を発症した場合には,専用電話番号を通じて,速やかに地域保健所に通報する義務を負います。

ただし,証明可能な業務上の必要性があってイタリアに入国し,滞在が72時間を超えない人には(必要に応じて48時間の延長が認められる),上記の規定の適用は除外されます。

詳細は以下のページをご参照下さい。

https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_DM0307.html

***

さて、ベネチアには静けさと教会の鐘の音が響くなかで、人々はおもに食料品などの買い物と、薬局などの必要不可欠以外の外出は控えています。

いつもはゴンドラや水上タクシーが行き交う運河ですが、ヴァポレットのみの運行。

運河の色が澄み切っていました。

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スーパーへの入場は1m間隔のルールを守ってきちんと並んでいます。

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いたるところに貼りつけている"ANDRA'TUTTO BENE"直訳すると"うまくいくさ"。

この状況がきっと改善されるという期待と希望を虹の絵を一緒に表現しています。

わが家でも作成しました!

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そして早くこの状況が改善され、イタリアだけでなく世界中の新型コロナウイルスが終息するのを祈っています。

イタリア国内、ほかの国の新型コロナウイルスについての詳細は下記も参照ください。

在イタリア日本国大使館

外務省海外安全ホームページ

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