毎年11月21日はベネチア・サルーテ教会の健康を願うお祭り
みなさん、こんにちは! パドゥーラ恵です。
毎年11月21日はベネチアにとってとても大切なお祭りがあります。マドンナ・デッラ・サルーテ祭です。400年前から続いてるそうです。この時期のみ舟橋が臨時で設置され、この橋を渡って教会へ行きます。ろうそくを持って灯火してお供えすると、一年が健康になるといわれています。
以前ご紹介したように、サルーテとはイタリア語で健康という意味。この教会の建設は、1600年代にイタリア全土で大流行したペストがベネチアに広まって多くの方が亡くなったため、1630年代に聖母マリアにペストの終結を祈願したのが始まりなのだとか。1687年11月21日にベネチア総督マルカントニオ・ジュスティニアンが聖母マリアを教会に奉献する日とし、これがお祭りとして現在も残されています。
ヴァポレットから見たサルーテ教会へ行く臨時の橋。船の上に橋がかかっています。
教会の前も、中もたくさんの人であふれていました。
ちなみに教会内はライトアップされ、美しい赤い布で装飾されています。
この日は1時間おきに神父様によるメッサが行われていました。
ほとんどの人が持っているろうそくは、教会の入口で3ユーロで購入。ろうそくの点火とお供えは、ボランティアの人にお願いします。そして、一年の家族の健康を祈ります。
子供にとってお楽しみの屋台。キャラクターの風船を早速買うことに・・・
ほとんどが甘ーいドーナツと揚げパン屋さん。
臨時の橋の入口付近。ここは通常、トラゲット乗り場です。
一年を健康でありますように!!
Basilica di Santa Maria della Salute
(住所) Fondamenta Salute Square - 30123 Venice
(ホームページ) https://basilicasalutevenezia.it/
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