420 マリファナ・デー 2013

公開日 : 2013年04月24日
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毎年4月20日はカナダやアメリカの各地で、マリファナ(麻:Cannabis)の合法化を訴える「マリファナ・デー」というイベントが開催されていて、バンクーバーでは今年、アートギャラリー周辺に子供からお年寄りまで 20,000人を超える人が集まった。

この 「マリファナ・デー」の日付(4月20日)は、大麻を表すスラング「420 (four-twenty)」にちなんでつけられていて、由来としては、1970年にカルフォルニアの高校生のグループが毎日放課後の 4時20分に大麻を吸っていた事が一つの説と言われている。

この日は一方でマリファナを楽しみ祝う日ともされ、会場ではマリファナの葉っぱやマリファナクッキー、マフィンなどの販売、巻大麻(ジョイント)の配布、そして特設会場ではライブやショーなどのパフォーマンスが行われ、4時20分に向けてステージ周辺には歩くのも困難なほどの人だかりとなり、全員でカナダの国歌「オー・カナダ」の替え歌「オー・カナビス」を歌い、4時20分に一斉にマリファナを吸うというのが恒例の儀式。

ちなみに、カナダでは医療目的以外でのマリファナの所持、使用は法律上違法となっているが、実際は見つかったとしても没収、罰金で済む場合がほとんどで、屋外の飲酒が禁止されているカナダではそれと同じくらいの感覚といっても過言ではないほど、マリファナに対する意識は日本とカナダでは極端に違う。

また、お隣シアトルがあるワシントン州とコロラド州の 2州では 2012年11月6日、住民投票の賛成多数で可決され、米国で初めて嗜好用マリファナの私的使用が合法化されるなど、市民の意識の変化も確実に表れているため、カナダでマリファナが合法化されるのもそう遠くないかもしれない。

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420 Vancouver

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