バンクーバー 2010 オリンピック開会式 - Vancouver 2010 Olympic Opening Ceremony

公開日 : 2010年02月17日

最終更新 : 2010年02月17日

筆者 : 松江ひで

2010年2月12日、ついにオリンピックが開幕しました。

今回、運良く取れた開会式のチケットを持って、BC Place に行って来ました。

開会式は 6pm スタートだが、ゲートが開くのが 2pm、荷物チェックやらなにやらで時間がかかるということだったので、2〜3時間ほど前に向かったが、既に BC Place の周りにはすっごい人。周辺にはダフ屋もたくさん居たが、意外と良心的な金額でチケットを売っていました。

ただし、本物かどうかも微妙なので購入は気をつけて！！

今回のオリンピックは、冬・夏を含めて開会式初の屋内。まぁ、レインクーバーで屋外は無理だと思うので正しい判断だと思います。ちなみにこの日も雨。

人の量の割には思ったほど待ち時間も少なく、比較的スムーズに荷物チェックのところまで辿り着いた。だがこの荷物チェック、意外とかなり厳しく、体に身に着けている金属類まで全部チェック。財布の中まで見られました・・・。飛行機に乗る時と同じで、飲み物や食べ物も一切ダメ。ちなみにカメラやビデオ、三脚などは問題無しです。

思ったより早く 4時過ぎには入場できてしまい、ちょっと暇・・・

中で飲み物を買おうとしたら普通のボトルコーラが 1本 $4.5 ！！高っ！！

ちなみに、今回購入したチケットは 1枚 $170 の一番安いチケットなので、席は一番後ろから数番目と、一番遠い位置だったが、席が段になっているため、視界が広くて逆に見やすかったかもしれない。

そして全ての席の上には、ライト、国旗、ポンチョなどの応援、演出グッズが箱に入って置いてあり、開会式が始まる 1時間ほど前にこれらのグッズの使い方などの説明を受け、みんなで練習。

ちなみに、このポンチョは開会式中ずっと着て、照明が綺麗に写るようにするのが目的らしい。ただ途中、熱気で暑くなったので脱いでいた人も結構いましたが・・・

そしてついに開会式スタート！！

カウントダウンが始まり、ゼロになったと同時に花火が上がり、さらにオリンピックのリングの中からスノーボーダーが飛出てくるなど、観客も総立ちでかなりの盛り上がり！！花火は外だったので残念ながら見れませんでした〜

その後、赤いドレスを着たカナダ出身の歌手 Nikki Yanofsky(16才) がカナダの国歌「O Canada」を熱唱し観客の注目を集めた。

カナダ出身の歌手といえばセリーヌ・ディオン(Celine Dion)が、We Are the World を歌うとか言う噂もあったようだが・・・きっと色々な事情で忙しかったのでしょう。聞きたかった・・

選手入場時では、特にアメリカとカナダの選手の入場時が一番盛り上がっていたようだ。

また、この日、リュージュという競技の公式練習でグルジアの男子選手(Nodar Kumaritashvili)がコース外に投げ出され死亡したという事故があったのだが、選手入場時、観客がグルジア選手団に対して、総立ちで拍手をした感動の場面もあった。

選手が全員入場し終わり、Nelly Furtado と、Bryan Adams が「Bang The Drum」を熱唱し、その後は、中央のステージと観客席部分をフルに使って、照明の光や特殊効果などをふんだんに使った歌やダンスなどのショーが続いた。まるで、シルク・ドゥ・ソレイユ(CIRQUE DU SOLEIL) のショーのように、すごい迫力と幻想的なステージ演出だった。