バレンシアの甘い夏の風物詩「オルチャタ」を飲もう!

公開日 : 2018年06月12日
最終更新 :
筆者 : 盛 千夏

「地球の歩き方」ブログ読者の皆さんこんにちは。

スペイン・バレンシア在住の無料スペイン留学エージェント 、盛 千夏です。

今年のスペインはなかなか夏にならない...とぼやいていましたが、ようやく私の住むバレンシアでは気温が30度近くまで上がるようになりました。さわやかな夏がやってくると飲みなくなるのは「オルチャタ」(Horchata)!

「オルチャタ」(Horchata)はバレンシア地方特有の甘いドリンクで、最近は日本でもスーパーフードとして注目されている「タイガーナッツ」を使った飲料として知名度が上がってきています。

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バレンシア観光やショッピングのついでに町の中心地でオルチャタを楽しむなら、コロン市場(Mercado de Colón)がおススメ。

ガウディと同時代のモデルニスモ様式の市場ですが、現在はカフェ・レストラン・グルメショップやイベントスペースとして利用されています。

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こんな感じで吹き抜けになっていて、暑い夏も涼しくカフェ休憩が出来ます。バレンシアのクラフトビール「トゥリア」(Turia)が飲めるお店もあるんですよ!

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コロン市場内にはいくつかオルチャタを飲める店がありますが、私のお勧めは老舗の「ダニエル」(Daniel)。1960年にオルチャタの本場アルボラヤ(Alboraya)でオープンしたお店ですが、数年前からコロン市場にも出店し、気軽に老舗の味がバレンシア中心部でも楽しめます。

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オルチャタは写真右の白い飲み物です。3種類あって、リキダ(Líquida)が完全液体、ミクスタ(Mixta)がシャーベット状と液体を混ぜたもの、グラニサダ(Granizada)がシャーベット状のものです。暑い日にはミクスタかグラニサダがおススメですが、一番はっきりと味がわかるのはリキダです。

オルチャタのお供は、ファルトン(Fartón)と呼ばれる細長い菓子パンが定番。一本から注文可能で、オルチャタに浸して食べます...が、ミクスタやグラニサダにパンを浸すのは難しいので、ファルトンを食べたい時はリキダがよいかも。

オルチャタの味を説明するのはとても難しいのですが、食物の繊維を若干感じる甘くてとろっとした豆乳と言った感じでしょうか。バレンシア滞在中は是非一度はお試しください!

コロン市場のオルチャタ屋「Daniel」

住所:Mercado de Colón, Jorge Juan, 19, 46004 Valencia

筆者

スペイン特派員

盛 千夏

1999年にバレンシアで留学をスタートし、その後バルセロナで就職&居住許可ゲット。

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