アルブフェラ湖ボート遊覧+田んぼ見学+薪炊きパエリアを体験!

公開日 : 2018年04月17日
最終更新 :
筆者 : 盛 千夏

「地球の歩き方」ブログ読者の皆さんこんにちは。

スペイン・バレンシア在住の無料スペイン留学エージェント、盛 千夏です。

先週末はなんともバレンシアらしい週末を過ごしました。日本パエリア協会のスペイン研修旅行に便乗し、パエリアの故郷バレンシアのEl Palmar(エル・パルマール)村で稲作を5世代に渡り営む「Arroz Tartana」のJuan Valero(フアン・バレロ)さんにアルブフェラ湖とバレンシアの米作を案内してもらいました。見学ツアーの通訳ガイドはバレンシア在住でスペイン食材や飲料の輸出スペシャリスト「orka SPAIN」の片岡治子(かたおか はるこ)さんです。

まずはアルブフェラ湖のボート遊覧からスタート。今日の船頭役を務めてくれるビセンテさんと「Arroz Tartana」のフアンさんがアルブフェラ湖の歴史を簡単に紹介してくれます。

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アルブフェラ湖では珍しい野鳥なども見ることが出来ますが、うなぎ漁も行っています。バレンシアの郷土料理にはうなぎを使ったものがありますが、養殖うなぎはなく全て天然ものだそうです!

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遊覧ボートを岸につけ、フアンさん一家の田んぼの一部を見せてもらいました。田植えはまだなのでアルブフェラ湖の水は引き込まれていません。

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アルブフェラ湖を後にして、フアンさんのひいひいおじいさんが初めて土地を買った、つまりフアンさん一族の稲作農家としての歴史が始まった土地へ向かいます。ここにはフアンさんの家族がプライベートで利用するバレンシア地方独特の田舎屋バラカ(Barraca)があり、パエリアを薪で炊き上げている最中でした。

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パエリアが炊き上がるまで、「Arroz Tartana」で作っているお米のビールを頂きます。こちらのビールは参加していたスペイン人や食のエキスパートである日本パエリア協会の一行に大好評でした。

そしてお待ちかねのパエリア! こちらは約15人皿分になります。パエリアの他にも前菜にはバレンシア郷土料理のEsgarraet(エスガラエッ)、トマト・玉ねぎ・ツナのサラダ、生ハムやチーズを頂きました。

食後はお米のリキュールで〆です。これは小さめのボトルがあり珍しいものなのでバレンシアのお土産にいいかも!

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お腹が満腹になった後は、貴重な白黒写真を見ながら稲作の今と昔についてや、お米を保管する倉庫とお米の巨大な乾燥機の案内の後、お米の種類についてのレクチャーがありました。日本米とパエリア米(種類はたくさんあります)の違いの説明はとても興味深いものでした。

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アルブフェラ湖のボート遊覧、稲作農家の5代目がガイドするバレンシアの稲作、薪で炊いた本場のバレンシア風パエリアのランチとパーフェクトな休日となりました。片岡さん、Juanさんありがとうございます!

日本へスペイン食材を輸入したい方、Tartanaのパエリア米やお米のビールあるいはリキュールに興味がある方は下記のコンタクト先へどうぞ。

片岡 治子(かたおか はるこ)さんの連絡先

「orka SPAIN」

- Email:hkataoka@orkaspain.com

Juan Valero(フアン・バレロ)さんの連絡先

「Arroz Tartana」

- Email:juan@ricetartana.com

筆者

スペイン特派員

盛 千夏

1999年にバレンシアで留学をスタートし、その後バルセロナで就職&居住許可ゲット。

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