日曜日はパエリア!! パエリア上手の友人の隠し技は?

公開日 : 2021年09月20日
最終更新 :

今日9月20日は世界パエリアデー!! パエリアの本場バレンシアでは、休日に家族や友達とお昼にパエリアを楽しむ習慣があります。ちなみに、パエリアは夜には食べません。

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パエリア作りの上手な男性の友人から招集がかかり、昨日久々にお呼ばれしてきました。休日に屋外でパエリアを作るのは男性のことが多いのですよ。

バレンシアでパエリアといえば、日本でいうバレンシア風パエリア。ウサギ肉や鶏肉に豆類が入ったパエリアが主流。その日もバレンシア風でした。

さて、この写真をご覧ください。具材を炒め、水を入れてから、お米をぐつぐつと炊く間に細長いあるものを上にのせました。これは何でしょう???

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長ネギ? 生ハムの骨? いえいえ、違います。正解はガーゼで巻いたローズマリーの枝です。

バレンシア風パエリアはローズマリーで風味づけすると一段とおいしくなります。ただ、枝や容器に入って売っているドライローズマリーをそのまま入れるとパエリアに葉が混じってしまい、小さいとはいえ食感が気になってしまうんです。そこで友人はていねいにガーゼで巻いて、風味だけをつける工夫をしているというわけ。料理はひと手間かけるだけでおいしくなると言いますが、その通りです。

コロナ感染者の多い時期はたとえプライベートな空間でも集まる人数に制限がありました。この制限がなくなった今、屋外で久しぶりに10人でわいわいと囲むパエリアはとっても美味でした。

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筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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