【バレンシアの火祭り②】どこに泊まればいい?

公開日 : 2021年03月24日
最終更新 :

前回に引き続き、コロナ明けにユネスコの世界無形文化遺産に登録されているバレンシアの火祭りを見に来る方へのお役立ち情報です。

日本ではスペインの三大祭りと称されるほど規模が大きなお祭りなので(スペインではそのような言い方はされません)、スペイン国内はもちろん世界中から大勢の人が訪れます。宿泊施設はここぞとばかりにいつもより高い料金にするのですが、それでもだいぶ前から埋まっていきます。

もし泊まれるなら、騒々しいとはいえオススメはやはり中心地です。疲れたら途中でいったん戻って休むこともできますし、パレードや爆竹ショー、花火大会などのイベントを見に行くにも便利です。

中心から離れていて近くに地下鉄やトラムの駅がない地域だと、疲れた帰り道にかなり歩くことになります。鉄道駅などにタクシー乗り場はありますが、捕まえるのは至難の業。まず乗れないと思ってください。また日中も深夜もバスは走りますが、あちらこちらの道路の封鎖で通常とは違うルートになるので地元民にもややこしく、使いこなすには難易度が高いです。私がはじめて火祭り見物をしたときはバレンシア市内の芸術科学都市地区に住んでいましたが、あちこちを見て疲れ切った後、真夜中に中心部から45分かけて歩いて帰りくたくたになりました。

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©TVCB, Valencia. Todos los derechos reservados. www.visitvalencia.com

市内にホテルが見つからないときにオススメするのは、RENFE(スペイン国鉄)やMETRO(メトロ)の駅がある郊外の町の宿泊施設。3月15日の夜から19日の夜までは終夜運転をしているので、帰りの足に困りません。たとえば私の住む町はバレンシアからRENFEに乗りますが、町でも火祭りがあるにも関わらず、宿泊料金は通常通りで比較的部屋もとりやすいです。ただ、駅から遠いと暗い夜道を歩くことになってしまうので、Google mapのストリートビューなどでしっかりご確認くださいね。

火祭りに行く!!と決めたら、まずは宿泊室説の確保から始めましょう。

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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