2019年バレンシアのクリスマス Part 2:レイーナ広場
最近の日本のクリスマス時期のイルミネーションやツリーの豪華さは目を見張りますね。あれに慣れてしまうと、本場スペイン、それも地方都市バレンシアのものは少々さびしく映るかもしれません。が、私はこちらのクリスマス装飾は町並みにあっているし、なによりやはり伝統を感じるので大好きなのです。
今回ご紹介するのは、大聖堂に隣接するレイーナ広場のベレン(ナシミエント)です。等身大の人形でキリストの生誕シーンを表しています。聖家族(サグラダ・ファミリア=キリストと父のヨセフ、母のマリアのことです)のほかに、贈り物を届けに来た東方の三賢王や羊飼い、ヒツジやロバで構成されています。
クリスマスはキリストの誕生を祝う宗教的行事なので、スペインの伝統的なクリスマスの飾りといえばベレンだったのです。華やかなツリーもイルミネーションもステキですが、地味ながらカトリック国らしいベレンは欠かせないクリスマスアイテムです。
このレイーナ広場とPart 1でご紹介した市役所広場を結ぶサン・ビセンテ・マルティル通りはイルミネーションがきれいなので、ここを通ってふたつの広場を見るとクリスマスな気分が盛り上がります。
またレイーナ広場周辺にはValorやHorchatería Santa Catalinaなど、ホットチョコレートとチュロスを味わえるお店もあるので、寒い日はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。