【ウベダ】オリーブ畑に囲まれた世界遺産の町ウベダ。お土産に買うならここへ!!

公開日 : 2019年11月20日
最終更新 :

スペイン南部のアンダルシア地方は、人気の観光地。世界中からモニュメントやビーチ、ガストロノミーを求めて大勢の観光客が訪れます。日本ではアンダルシア地方といわれることが多いのですが、実際はアンダルシア州全部で8県を有しています。セビリアやコルドバ、グラナダは特に有名ですね。8県の中でも少し地味な存在なのが、ウエルバやアルメリア、ハエン。ハエン市内は観光的な魅力はいまひとつなのですが、郊外には世界遺産の町・ウベダがあります。正確にいうとウベダと8㎞離れたバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群が世界遺産に登録されているのです。どちらも小さい町ながら歴史を感じるとてもステキなところ。スペイン好きならぜひ押さえておきたい町です。ふたつまとめて1日でまわることも可能ですが、1泊2日でゆっくりと楽しむことをおすすめします。

DSC_0315.jpg

<真ん中の建物は16世紀の屋敷を改装した国営ホテルパラドール>

ハエン県は世界有数のオリーブの産地。ウベダやバエサの町もオリーブ畑に囲まれています。私が初めてオリーブ畑が広がる景色に感激したのは、ウベダを訪れた時でした。

DSC_0373.JPG

<ウベダの旧市街から望む"オリーブの海">

さて、ウベダに行ったら地元産のおいしいオリーブオイルを買いたいですね。では、どこに行けばいいのか?

ここに行くべきです!! と言い切れるのが、オリーブ文化センター的な施設 Centro de Interpretación Olivar y Aceiteのショップ。ここにはハエン産で高品質のエキストラバージンオリーブオイルがズラリと勢揃いしています。味見もできるので、気に入ったものを買って帰ることができるのはうれしいですね。オリーブオイルの専門家もいるので、アドバイスをしてもらえます。お土産に使えるオリーブオイル配合ハンドクリームなども扱っています。

DSC_1601.JPG

この施設の一部はオリーブ博物館になっているんですよ。せっかくなので、見学したいですね(2019年11月現在の入場料は2.80ユーロ)。

DSC_1605.JPG
DSC_1591.JPG

また、気軽に参加できるオリーブオイルテイスティング教室(スペイン語・英語)やもっと知識を深めたい人向けの講座(スペイン語)、オレオ・ツーリズム(オリーブオイル・ツーリズム)の紹介、オリーブオイルを使った料理教室、子供向けイベントなどが頻繁に開催されています。

DSC_1570.JPG
DSC_1573.JPG

ウベダに行かれる際は、高品質でおいしいエキストラバージンオリーブオイルをお求めくださいね。

Centro de Interpretación Olivar y Aceite

・住所: Calle de la Corredera San Fernando, 32 Úbeda (Jaén)

・地図: https://g.page/olivaryaceite?share

・電話番号: +34-95-375-5889

・営業時間: 火水木金土10:00~14:00、18:00~20:30 日祝10:00~14:00 10月~5月は午後が17:00~19:30

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。