9月15日はバレンシアのオペラ劇場の無料公開DAY

公開日 : 2019年09月13日
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白を基調にした大型の近未来建築物が並ぶ芸術科学都市(Ciudad de las Artes y las Ciencias)の中でも、ひときわ目をひくこの建物。

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©TVCB, Valencia. Todos los derechos reservados. www.visitvalencia.com

横から見ると宇宙船のような、この角度から見ると魚が少々口を開けているような・・・。これは、Palau de les Arts Reina Sofia(バレンシア語)。スペイン語ではPalacio de las Artes Reina Sofia、日本語に直訳するとソフィア王妃芸術宮殿とこ難しい名前なのですが、要するにオペラ劇場的施設です。

設計者を担当したのは、バレンシア出身で世界的に有名な建築家のサンティアゴ・カラトラバ。ホールを4つも有する、欧州でも有数の大きさを誇る劇場です。2005年に完成し、翌年から公演がスタート。数年前には外壁に亀裂が生じたことから大規模な修復が必要になり批判が飛び交いました。

普段はガイド付きの見学ツアーがあり、観客にならずとも中を見てまわることができます。所要時間はおよそ1時間で、料金は10.90ユーロ。チケットはこちらからお求めになれます。なかなかインスタ映えするスポットだそうですよ。

さてさて、9月15日(日)はこの劇場の無料公開デーです。時間は11:00~17:00。館内を自由に見学することができます。また、12:00、17:00,19:00に無料コンサートも開催されますが、これは事前にチケットを予約する必要があります。こちらをご覧ください。

この日が無理でも、バレンシアにお越しの際はぜひ観客として訪れてくださいね。オペラや舞踊、コンサートなどが通年で開催されています。プログラムはこちらです。私は念願のスペイン国立バレエ団の公演をここで観ました。旅行中でも、オペラ劇場にはちょっとおめかしをして出かけたいですね。あまりにカジュアルな服装だと浮いてしまうかもしれませんのでご注意を。

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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