バレンシア産のムール貝"クロチナ"
ただいまちょうどクロチナ(スペイン語:clóchina、バレンシア語:clóxina)の季節です。普通は複数形でクロチナスと呼ばれます。パッと見はムール貝。でもバレンシアっ子はムール貝とは区別します。なんといっても、バレンシアでとれる貝ですから!!
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スペインでムール貝"メヒジョネス"といえばガリシア地方が有名ですが、バレンシアのムール貝"クロチナス"とは何が違うのか?
まずは味が違うと言います。クロチナスの方がおいしい!!と。サイズはやや小ぶり。色はムール貝に比べるとオレンジがかっているとのこと。大西洋産と地中海産では水が違うので、きっとそれが影響するのでしょうね。太平洋では年間を通して採れますが、地中海のクロチナスは4月から9月のみ。
一般的な食べ方は、やはり蒸したものです。にんにくやパセリ、白ワイン、オリーブオイルなどを使い、仕上げにレモンを絞って頂きます。
クロチナスの期間中にバレンシアに行かれる方は、ぜひとも大西洋で採れるムール貝との違いをお試しくださいね。
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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