【東京】グラナドス没後100年記念 上原由記音ゴイエスカス全曲演奏会

公開日 : 2016年05月19日
最終更新 :

今年はスペインが生んだ偉大な音楽家のひとり、エンリケ・グラナドスの没後ちょうど100年にあたります。

これを記念して、日本におけるスペインピアノの第一人者である上原由記音さんがグラナドス作曲の

組曲「ゴイエスカス」を全曲、およびゴヤ風の情景「わら人形」を披露するコンサートを開きます。

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日時:2016年5月30日(月)19:00~

会場:東京文化会館小ホール

チケット:3000円(全自由席)

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

「ゴイエスカス」とはスペイン語の形容詞goyescoから来ており、"ゴヤのような"、"ゴヤ風の"という意味。

ゴヤは18世紀から19世紀にかけて活躍したスペインを代表する画家です。マドリーのプラド美術館を訪れた方は、

きっとゴヤの作品を見ているはず。「裸のマハ」「着衣のマハ」「カルロス4世の家族」「黒い絵」シリーズなどの

作品で有名ですね。グラナドスはゴヤの絵にインスピレーションを受けて、この曲を作ったのだとか。

また、組曲「ゴイエスカス」には「恋するマホたち」という副題が付けられています。マホ(男性)、

マハ(女性)というのは、ゴヤの時代にマドリードの下町で青春を謳歌していた伊達男と粋な女のこと。

日本でいうと、大正後期から昭和初期にかけてのモボ、モガみたいな感じでしょうか(笑)

この曲は"粋な男と女の色恋沙汰"がテーマなんだそう。ちょっと敷居が高いクラシック音楽が身近に感じます。

コンサートでは、上原さんもゴヤの時代をイメージした衣装で演奏するとのこと。楽しみですね。

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筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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