スペイン三大祭り"バレンシアの火祭り"もうすぐスタート!!

公開日 : 2016年02月24日
最終更新 :

日本ではスペインの三大祭りのひとつと言われているバレンシアの火祭りがもうすぐ始まります。

ところで、スペインでは"三大祭り"なんて聞いたことがないので、おそらく日本人がつくったキャッチ

フレーズなのだろうと思っています(^^;) スペインにとっては誰も「おらが村の祭りが世界一」ですからね。

また、日本のガイドブックで"火祭りは3月12日から"という記述を見かけますが、これはなぜなのか?

どう考えても最初に間違えた記述を、よそが鵜呑みにコピーしたとしか考えられません。

火祭りは、毎年2月の最終日曜日の夜にセラーノスの塔で開かれる開会式典"クリダ"からスタートします。

3月1日からは毎日午後2時に市役所広場で爆竹ショーが繰り広げられ、今年は11日にはルサファ地区の

イルミネーションが始まるとのこと(これは毎年変わります。昨年は6日からでした)。また、11日からは

闘牛の連続興行もスタートします。

DSC_3738.jpg

<スエカ通りとクーバ通りがイルミネーションのメッカ>

最終日に燃やされるファジャ(可燃性の大きなオブジェ)は、子供の部の小さいものは15日の朝8時、 

成人の部の大きなものは24時までに完成した形で町に出さなければいけないという決まりがあります。

つまり遅くとも16日になれば、バレンシア市内に大小およそ700のファジャが立っているというわけです。

ここからが祭り本番!! 献花パレードや火のパレード、花火大会等プログラムも目白押しになります。

DSC_3797.jpg
DSC_3643.jpg

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。