いよいよイースター!オーストリアではどう過ごす?
Servus!オーストリアは今週末の21日の復活祭を控えて学校は23日のOsternmontagまで連休、社会人も有休をとってキャンプやスキーにと旅行を楽しむ人も多いです。それではこの復活祭までオーストリアでは人々はどのように過ごして迎えるのか。ただイースターマーケットを楽しむだけではありません。キリストの復活という生誕と同様の大きなイベントを迎えるまで数日前から人によっては辛いと思うような制約もあります。そこで今回はイースターマーケットやイースター期間に行われることを簡単にまとめます!
◆2019年の復活祭まで◆
4/12 Palmsonntag
イースター前の日曜日。この日は人々はリボンやプレッツェルが付いた枝を持ってお祈りへ出掛けます。
この枝はイエスがエルサレムへ到着した日に町の人達が木の枝を持って出迎えたというのが由来。
4/18 Gründonnerstag
イエスの最後の晩餐。ミサの後教会から花、ロウソク類は全て取り除かれます。
4/19 Karfleitag
受難の日。イエスが十字架に磔になったこの日は断食として肉を絶ち代わりに魚を食べます。ドイツの一部ではダンスが禁止の場合も。日頃お肉が大好きな人にとってはちょっと辛いかもしれませんね。ちなみにこの日から月曜までドイツはお休みですが、オーストリアは金曜日は休みではなく普通の日なので3連休となります。
4/21 Ostersonntag
復活祭。イエスが処刑されて復活した受難の日から3日経った日曜日。イースターエッグはイエスの復活の象徴です。
この日食べられるOsternbrot。
中央にはイエスの象徴の卵が置かれています。
復活祭はクリスマス同様家族と過ごしますが、お子さんがいる家庭ではイースターエッグを探す遊びも行ったりします。
4/22 Ostermontag
連休最終日。この日は復活したイエスに2人の弟子が会ったもののはじめは本物のイエスだと認めなかったといわれています。月曜は特に何かするわけでもなくゆっくり過ごします。
(※各祝日の由来についてはこちらを参照)
さて、復活祭までの大体の流れが分かったところでその期間中に開かれているインスブルックのイースターマーケットの様子を少し...。
クリスマスマーケットの場合はインスブルック市内あちこちでお店が出ていますが、イースターマーケットは旧市街の黄金の小屋根前のみ。
多くのお店がイースターエッグの飾りを売っています。
食べ物のお店。
チーズやハム、スパイスのお店もあります。
マーケットの規模はクリスマスと比べて小さいですが、暖かいだけ冬よりは外でゆっくり過ごしやすいかもしれませんね。
いかがですか?日本人にはあまり馴染みのないイースターですが、だからこそ肉を食べない日など筆者にとってはうっかり忘れてしまいそうで気が抜けない期間でもあります(笑)長く暗い冬が終わり、春のぽかぽかした空気と復活祭に沸き立つ人々の雰囲気を来年はオーストリアで体験してみませんか?
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