オーストリアではそれ、ダメです!気をつけるべき行動・言動

公開日 : 2018年02月18日
最終更新 :
筆者 : Obi

Servus!オーストリア生活4年目に突入した筆者、生活には慣れたとはいえ日々様々な慣習に驚くことがいっぱいです。日本では何の意識も無くしていた行動、言動もこちらではすべきではない事とされていたりで知らなかった、外国人だからで周りが流してくれていたこともこれまでしばしば...。そこで今回はそんな筆者がこれだけは!と特に注意されたオーストリアで気をつけるべきことをまとめました!

1・店員さん、先生を呼ぶ時は指を立ててはいけない

筆者は子どもの頃学校で発言する時はしっかり指を立てて腕も伸ばして手を挙げるように言われましたが、この行為はオーストリアではタブーです。オーストリアでこれがダメな理由は多くの皆さんがピンとくると思いますが、指を立てて手を挙げることはナチスを連想させるから。こちらでレストランなどに行った際に店員さんを呼んでいる人を見かけたら手を見て見てください。皆さん下の写真のような感じで手を挙げていると思います。

IMG_6954.JPG

初めて見た時は「なんて適当なんだ...。相手に失礼じゃないのか」 とすら思ったものですがオーストリアでは逆なんですね~。

2・新年を迎える前に洗濯を済ませておこう!は縁起が悪い

IMG_20180218_110924.jpg

洗濯物も溜まってるし大晦日のうちに洗濯でもしようかなと準備していた時に教えてもらいました。なんでも新年を迎える時に家に洗濯物が干してあると悪い運も一緒に年を越すので縁起が悪いのだとか...。洗濯すること自体は良いですが、洗濯物を干してはいけないそうです。

3・「ちょっと早いけどハッピーバースデー!」 は禁句

日本では誕生日を迎える予定の人と会うと、誕生日当日に会えない、言えないからと早めにその人の誕生日をお祝いすることもありますよね。それ、オーストリアでは縁起が悪いとされているんです。

IMG_20180218_111154.jpg

数日後に誕生日を迎える人に会う際に「この日しか会えないからプレゼントとカードをあげようかな」 と言った筆者、夫から「絶対お祝いしちゃだめ!」と念を押され...。誕生日前日の夜からパーティーを開いた友人に招待された人達は日付が変わるまで普通に飲んでいて、夜中の0時が来た瞬間「alles gute!」とお祝いしていました。

なお、誕生日を過ぎてのお祝いは大丈夫だそうです。

4・「乾杯!」は相手の目を見て言う

IMG_20180218_105101.jpg

「Prost!」と言ってグラスを当てる際に相手の目をしっかり見つめること。目をそらすと失礼にあたります。相手の勢いに押されたりグラスが割れないかな...とつい目を下の方へ向けてしまう筆者はよく注意されました。そして未だにこの乾杯の瞬間が苦手だったり...。

いかがでしたか?ところ変われば日本の当たり前は非常識になってしまうんですね。

同じオーストリア人ならともかく文化も違う日本人なら知らないだろうし~と言ってくれる人やこうした風習を気にしない人もいますが、特にナチスを連想させるような行為は知らなかったでは済ませられないこともあるので気をつけましょう!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。