貴族の繁栄を支えた銀山へ潜入ツアー!
ゼアブス!以前ブログでシュヴァーツという町をご紹介しました。このシュヴァーツにはかつて銀を発掘していた銀山を見学出来るツアーがあり、今回はこの銀山ツアーに参加してきました。
銀山ツアーへはシュヴァーツ駅を行き来しているシティバスで向かいます。
15分ほどでバスは銀山、Schwazer Silberbergwerkへ。受付でチケット(大人17ユーロ)を買うと言語別にパンフレットを渡され、ツアーの開始時間について教えてくれます。
(※日本語ガイドがあるとガイドブックには書かれていましたが私達が行った時はありませんでした)
売り場の横にはお土産屋、更に隣にはヘルメットとジャケットを貸し出すところがありガイドさんがツアー客に手渡してくれます。
準備が整ったらいよいよ銀山へ!
まずはトロッコに乗り銀山の奥へ向かいます。
中は暗く、トロッコのスピードが上がる時もあったので写真は撮れませんでしたが、腕を少し広げると岩にぶつかるほど狭かったです。
10分ほどでトロッコは到着。
ここからは徒歩で進みガイドさん、銀山内にある音声ガイド、ムービーで説明を受けます。
銀山での作業は事故が頻発し過酷を極めたそうで、銀により莫大な財産を築いた人々の輝かしい生活とは無縁であったであろう人々の歴史について明らかにされていきます。
今でこそ整備されやすい道ですが、湿気が多く真っ暗で狭い坑道内での作業はどれほど厳しいものだったのかは想像に難くありません。
このように当時の作業の様子や道具を説明してくれるツアーは約90分で終了。帰りもトロッコに乗り入り口まで向かい道具を返してそれぞれ解散。
ツアーの後は隣のお土産屋さんで参加者がトロッコに乗っている時の写真を販売しています。(4ユーロ)
周りにはスタンドやレストランもあるので帰りのバスが来るまでゆっくり過ごせます。
銀山向かいにあるレストランはシュニッツェルが柔らかく絶品!
坑道内はひんやりとしていて暑い夏にはぴったりのこのツアー。興味のある方は是非参加してみてくださいね!
◆銀山ツアーへ参加する際の注意点◆
ヘルメット、ジャケットの貸し出しはありますが、トロッコの椅子は濡れているところもあり乗っている最中に上からも水が滴り落ちてきます。坑道内もあちこち水溜りがあり、土まみれの階段を登り降りするので汚れてもいい歩きやすい服や靴で参加して下さい。また、内部は冷えるので薄いパーカーやジャケットを持参することをお勧めします。
★シュヴァーツ銀山までのアクセス★
サイトはこちらから。
シュヴァーツ駅までインスブルック中央駅から電車(REX・EC・S1)でおよそ20分。その後は駅から出ているシティバス1番でシュヴァーツ銀山(Schwazer Silberbergwerk)まで向かいます。
住所:Alte Landstrasse 3a 6130 Schwaz/Tirol
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